冒険記録日誌
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2005年11月30日(水) たけたろうの冒険 ──FF16・海賊船バンジー号編 その3──

(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)

 船はそのまま陸の傍をたどるように航海を続けていきます。なんで大海の中心部に向かわないかというと、部下が弱すぎて船を襲う自信がないからです。
 16日目の朝、沈没した商船を発見します。財宝も一緒に眠っていないかと、海中に飛び込んだところ海の妖精たちが、やってきて私に頼みごとをしてきます。
「クレルという化け物に、世の中の真水と海水を分けるのに必要な、塩の頭蓋骨という宝を盗まれたのです。お願いします。クレルを退治して、塩の頭蓋骨を取り戻してください。お礼にあなたの船を世界一速い船にして差し上げますから」
 むむむ。お金にはなりそうもない依頼ですが、部下が少ないぶん、私のバンジー号は船足が遅いのです。50日以内に船を到着させるためにも引き受けて、クレルの巣穴に踏み込んで戦います。

クレル  技術点8  体力点12

 幸運と神官長の剣の力のおかげもあって、無傷で倒します。残り体力点6のままです。
 海の妖精の祝福を受けたあとは、次の目標をトライスタ島にさだめて航海を続けます。
 途中で嵐に襲われましたが、なんとかやり過ごします。
 23日目に、同じ嵐にマストを折られた商船を発見。双眼鏡で見ると船長らしき太った人物が甲板に出て、バンジー号を指差しながら震えています。マストが折れているので、逃げるに逃げられないからでしょうね。私は船を近づけると大声をあげて呼びかけます。
「おーい。お金を残らず出してください。そうすれば貨物にも手をつけないし、乗務員にも何にもしませんよ」
 本音は弱そうな相手だろうとも、戦いたくないからなのですけど、商船の船長はすっかりおびえて、おとなしく金貨117枚を差し出してくれました。
 へっへっへっ、大もうけです。

 25日目にトライスタ島に到着しました。この島は“四つの風の王”という人物が支配している土地です。
 島に上陸すると、重装備の騎士団があらわれて歓迎の宴にさそってくれました。
 素直について行くと、立派な城に案内されたうえ、王様とともに宴会を楽しむことができました。王様に旅の目的を聞かれたので、正直に答えると王様は「なるほど、なるほど」と感心します。
「実は数日前にな。お前の競争相手の殺し屋アブダルとその一味もここにきたのだ。食事のマナーはなっていないが、なかなか面白い奴らだったぞ。よし、土産をやろう。アブダルには“西風”と“東風”をやったから、お前には“北風”と“南風”を与えなければ不公平というものだからな」
 王様の部下が大きな白い袋を二つもってきて、私に手渡しました。航海中に必要な袋を少し開くことで、風がおこり、バンジー号の船足をさらに早くすることができるそうです。
 しかし、良いことばかりでもありません。王様に礼をいってバンジー号に戻ると、部下たちが口々に不満を訴えたのです。
「おやびーん。その白い袋はさぞかしたんまり財宝が詰まっているのでしょうね」
「おやびんだけ、ずるいじゃないですか。俺たちにも王様の財宝を分けてくださいよ」
「分けてくれなきゃ、船に戻りませんからね」
 誤解ですこれは風の袋ですと、何度いっても部下は信じてくれません。ここで風の詰まった袋を開けるわけにもいかず仕方なく、なけなしの金貨100枚を部下に与えました。
「さすがおやびん、話しがわかる」
「おやびーん、万歳!」 
 よく考えたら、今までの財宝は全部、私一人で稼いだもので、部下たちはまだ何もしていない気が…。

 再び航海を始めたバンジー号は、27日目にロック島の傍を通り抜けます。

 ここで運試し……凶!

 巨大な巨大なロック鳥がバンジー号を襲ってきました。驚く部下たちを尻目にロック鳥は私をつまみあげると、ロック島に向かって飛んでいきます。
 まずいです!このまま鳥の餌になってはたまりません。ロック鳥につかまれたまま、剣を抜いて斬りつけます。

ロック鳥  技術点11  体力点10

 強い!私はそのまま巣穴に運ばれ、雛鳥の餌になってしまいました。


END


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