冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
| 2005年11月24日(木) |
たけたろうの冒険 ──FF15・宇宙の連邦捜査官編 その1── |
ここは連邦犯罪局の本部です。 私は一呼吸おいて覚悟を決めてから、ボスのいる扉をノックしました。 「入りたまえ」 扉を開けると窓からの夕日に照らされた山口プリンさんが、葉巻を燻らせながらクジラのような大きな椅子に腰掛けていました。 …うーん?なにか前にも見た光景ですね。 「よくきた、たけたろう君。さっそくだが、君に次の事件の情報が入っている」 私の疑問をよそに、山口プリンさんが惑星ケサールの写真を一枚、私に差し出します。 「次の任務はアレフ・シグニ星系の麻薬組織をぶっつぶすことだ。アレフ・シグニ星系政府ではもはや管理はできん。そこで、君の出番なのだ。密かに貿易商として潜り込み調査をしてもらいたい」 「し、しかし、ボス。たまには休暇を下さいよ。巨大宇宙船の潜入、インターセプターに乗って暴走族と戦ったと思えば、果ては砂漠まで立て続けに行かされてこっちはもうクタクタなんです」 私の抗議に山口プリンさんが、ピクッとなりました。よく見ると手がブルブル震えています。あ、まずかったかも。 「このたわけ者が!どの冒険も失敗続きじゃねぇか。いいからとっとと行って来い!」 は、はい、すいません、すいません、すいません。 私はあわてて部屋を飛び出して、冒険の準備を始めます。
技術点 7 体力点 14 運点 7 持物:スパイ・ビーム、熱線銃、体力回復剤4錠 所持金:5000コペック
<宇宙船> 原武装点 7 原防御力点 1 装備:フェザー砲、スマートミサイル2発
力不足なのはわかっていますが、宇宙船の装甲となる原防御力点がたったの1点というのもつらい。すぐに破壊されちゃいます。これじゃ、宇宙で襲われたら敵を一撃で破壊するスマートミサイルに頼る以外に勝つ方法がないじゃないですか。 とはいえ、文句を言ってもどうしようもありません。私はもうアレフ・シグニ星系へ向かうために宇宙船に乗っているのですから。 気を取り直してワープの準備を開始します。 ワープ!
続く
|