冒険記録日誌
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| 2005年11月21日(月) |
たけたろうの冒険 ──FF14・恐怖の神殿編 その1── |
過酷な旅を続けていた私ことたけたろうは、ドワーフ達の村であるストーンブリッジで居候させてもらい、楽しく休息することにしました。 数日間、ドワーフと陽気に飲んだり食べたり騒いでいるうちに、すっかり傷も癒えて疲れもとれてきました。 ああ、久しぶりの癒しの日々です。万歳。
そんなある日のこと。 平和なこの村に、ダークウッドの森に住んでいる老魔法使いヤズトロモさんが息を切らせながら、やってきたのです。 ヤズトロモさんはドワーフたちの前で大声で呼びかけます。 「友よ。闇エルフに育てられた邪悪なマルボルタスが、我らに害をなそうとしている。マルボルタスの野望を防ぐために、南のドクロ砂漠にそびえ立つ失われた都へ赴く、命知らずの戦士が必要だ。誰か名乗りをあげるものはいないか」 ドワーフ達はざわめきながら、誰かが名乗り出ないかと互いに周囲を見回し始めました。でも、誰も手をあげません。もちろん私もあげたくありません。やっぱり命は惜しいですもん。 「どうした、誰かいないのか」 ヤズトロモさんは、もう一度叫んであたりに目を走らせます。 一瞬、私と彼の目が合ってしまいました。まずい! あわてて背を向けようとしましたが、か、体が動きません。さらに右手が勝手にあがり始めます。 この事態に焦って視線をもう一度戻すと、ヤズトロモさんが微笑みながら、こっちを見続けているじゃありませんか。 「ま、負けるものですか」 必死に意識を集中すると、ぶるぶると震える右手を左手でつかんで下げ始めます。ヤズトロモさんはちょっと険しい顔をすると、杖を少し振り上げました。とたんにものすごい魔力の力により、私は万歳をするように諸手を挙げてしまいました。 「おおっ、勇敢な志願者よ。どこかで前に会ったかな。すぐにわしの塔に行こうではないか」 周りのドワーフ達も拍手で私の志願を称えてくれました。 ううっ、こんな酷いことありなんでしょうか。
その後、ストーンブリッジを出た私とヤズトロモさんは、一日中、森の中を歩いたあげく、翌日にやっと彼の塔に到着しました。 「旅の手助けに魔法を少し教えてやろう。緊急存亡のおりだから仕方がないが、本来はとても名誉なことなんじゃぞ」 ヤズトロモさんは、もったいなさそうに言いますけど。別に好きこのんでここにいる訳じゃないんですよ。 とにかく、役に立ちそうな魔法は10種類ほどあるそうですが、時間の都合でそのうち4つしか教えられないそうです。 戦闘に使えそうな呪文と非常時に役に立ちそうな呪文を教えてもらうことにして、冒険の準備を整えます。
技術点 7 体力点 14 運点 7 持ち物:剣、皮の鎧、食料10食分 呪文:<眠り><炎><開門><飛躍>
続く
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