冒険記録日誌
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2005年11月20日(日) たけたろうの冒険 ──FF13・フリーウェイの戦士編 その8──

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないで下さい)

 道の前方に脂ぎった黒い煙が見えています。その傍に人影も見えます。
 インタセプターを減速して接近すると、果たして何者かに襲撃を受けたらしい車が一台燃え盛っていました。驚いたことに金髪美女のお姉さんが、こちらに向かって手を振っています。
「はーい」
「は、はーーーい」
 私も男の子です。美女の笑顔に思わずにっこりと笑って、拡声器で返事をしてしまいます。
 ついでにもっとお話しをしようとドアを開けると、いきなり鼻先にショットガンを突きつけられました。美女が笑顔のまま問いかけてきます。
「あなたはどこからきたの?さっきの連中と違っていればいいんだけど」
「は、はい。ニューホープから…です」
「やっぱり、たけたろうさんね。よかった。インターセプターに乗っているから、そうじゃないかと思ったのよ!」
 私の返事にその美女は小躍りして喜びました。自分の名前はアンバーだと自己紹介してくれます。
 なんでもアンバーさんの説明によると、サン・アングロはアニマルという男が率いる暴走族に狙われていて、今は町を包囲されている状態らしいです。
「そのために私があなたを出迎えにきたわけだけど、アニマルの部下に襲われて、車がお釈迦になっちゃったの」
 アンバーがそう話しを締めくくると、小さくため息をつきます。私も何と答えて良いかわからず、オロオロします。
「え、えっと、それでは私はどうしましょうか」
「今、町に入るのは危険だわ。夜まで待って、アニマル一味の駐留地に忍び込んで、奴らの車を時限爆弾で破壊してやるの」
 アンバーはきっぱり言いきります。ああ、やっぱり大変そうなことになりそうです…。

ここで唐突に運試し………成功!

「その前にスタミナをつけなきゃね。いい物を持っているわ」

ここでもう一度運試し………成功!

 アンバーが取り出した栄養剤を分け合って飲みます。(体力点+4。のはずですが、治療薬を使ってとっくに体力点は満タンになっていました。運点の方がもったいなかったです…)

 夜になりました。私とアンバーは忍び足で暗闇にまぎれて、奴らの駐留地に近づきます。
 見張りの人間が見えたあたりで、うかつにも私は足元の小石を蹴飛ばしてしまいました。

ここで運試し………失敗!

 見張りの人間がこちらに気がついたようです!仲間を呼ばれる前に、なんとかして口を封じなくては。
 ブラスナックルは持っているかと聞かれますが持っていません。走りよって見張りに問答無用で握り拳の一撃を与えます。

ここで技術点のチェック………失敗!

 見張りは気絶せずに、大声をあげます。まずいです!
「たけたろうさん、すぐに逃げて!あぁ、危ない!」
 アンバーが叫ぶ声とともに、騒ぎを聞きつけてやってきた、呪いの野犬の連中が拳銃を撃ち始めました。私は体中を蜂の巣のように撃ちぬかれて、崩れ落ちました。


END


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