冒険記録日誌
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| 2005年11月10日(木) |
たけたろうの冒険 ──FF11・死神の首飾り編 その3── |
女兵士の一団に連行されたまま、夕暮れになって大きな町にたどり着きました。 彼女達は大きな寺院の中に入ると、ホーカナと呼ばれる巫女に私をつき出しました。 「私はホーカナ。この寺院の最高位の巫女であり、偵察隊の隊長でもある。お前は奇妙なところにいたそうだが、体を調べさせてもらうよ」 たちまち身体中を調べられ服をひんむかれ、死神の首飾りを取り上げられてしまいました。ホーカナはそれが何かすぐに気が付いたようです。 「ホーホッホッホッ!いいものをいただいたわ。この愚か者は、もう釈放しておあげ」 いやん。 私は丸裸のまま、寺院の外に蹴り出されてしまいました。服も後から、道路に放り投げられます。しくしく、武器どころか首飾りまで奪われてしまいましたよ。
しかし、いつまでも泣いていられません。よろめき立ち上がってから、服を着て冷静にあたりを眺めます。 寺院の前からは、ストアストリート、スミスストリート、セブンストリートの3本の道路が伸びているようです。 スミス(鍛冶屋)ストリートなら、なにか武器を売っているかもしれないと思いそちらに進むと、予想通りブリキ屋の傍に武器屋がたっていたので、剣を購入します。(技術点を原点に戻す) 代金は金貨7枚と高かったのですが、武器なしで冒険を続けるわけにもいきませんからね。しかたありません。
さらに道をあるくと、人通りが減って寂れた感じになってきました。ほどなくあたりにいる人は、頭巾をかぶった乞食1人だけになりました。 「死神から逃れられると思っているのか?」 その声にビクッとすると、乞食がすっくと立ち上がりました。 なんとその乞食の頭巾の下には顔がありませんでした!底知れぬ暗黒の中に真っ赤なスミのような目が輝いているだけです。 「さあ、首飾りをよこしなさい。さもないと命はないぞ」 陰陰とした声で私を脅します。ふっふっふっ、災い転じて福となすとはこのことです。首飾りはもうホーカナに取られちゃったから、私を襲っても無駄なんですよ。 「嘘をつけ」 亡霊はそう叫んで襲い掛かってきました!亡霊の冷たい手が当たって、しびれが走ります。(技術点−1、体力点−2) えー!今度は嘘じゃないですよ。本当なんですってば。信じてください!
死神の使徒 技術点7 体力点7 特徴:君はダメージを受けるたびに、1点多く体力点を減らさねばならない。
死神の使徒はそんなに強くないですが、私には強敵でした。 生命力を吸い取られて地面に倒れてしまいます。 嘘じゃないのに…、嘘じゃないのに…、嘘じゃないのに…。
END
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