冒険記録日誌
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| 2005年11月09日(水) |
たけたろうの冒険 ──FF11・死神の首飾り編 その2── |
突然、私は目もくらむような日差しの中に立っていました。 巨大な岩の割れ目が、正面に見えます。おそらくさっきまでいた地下迷宮の入り口でしょう。 私は呆然とルビーの首飾りを見つめ、ため息をつきます。 またしてもとんでもない冒険に巻き込まれたようです。そのくせ報酬はこのルビーの首飾りだけ…。無事に帰ることができたら、ポートブラックサンドで、いくらで売れるのでしょうかね。
西の方には森が続いています。平野を歩くよりも、気が紛れそうなので、こちらを歩いていくことにします。 まもなく子連れの狼に出くわしました。平和主義者のたけたろうは、戦いは嫌ですよ。ほら、干し肉をあげますから、これでもお食べなさい。(食料を一つ減らす)ほらほら、やさしい狼さん……かわいい狼さん……きれいな狼さん……善良な狼さん……。 すると、緑のローブを身にまとい、ヤドリギで出来た冠をかぶった威厳ある男が、現れました。 「わしの名は、ウォードマン。この土地を守護するドルイドだ。わしの友人の白狼に親切にしてくれたことに感謝する。ドルイドの神がお前に幸運をもたらすように」 ウォードマンは、黄金のリンゴを私にくれました。「このリンゴを食べると素晴らしい疲労回復の効果があり、体力点が4点増やすことができるのだ」って、普通の食料と同じですね。まあ、いいか。感謝して旅を続けることにします。
道中で寝ているバシリスクに出会ったり、怪しげな女に話し掛けられたりしましたが、なんとか森を抜けて灰色の荒野へと進みました。 その時、土ぼこりをたてて、20騎ほどの騎馬武者が通りかかりました。近くまでくると、人相まではっきり見えました。どうやら、この人たちは全員女性のようです。 その中の隊長らしき人が私に呼びかけます。 「おい、怪しい奴め!こんな荒野で1人で何をしているのだ!」 なにか怖そうな人達なので、ここは盗賊に襲われた隊商の生き残りですと答えておきます。 「ふーん、隊商はどこからきたのだ。たぶん、予知の塔の町からだろうが」 隊長は1人で納得するように話すので、私は思わずそうですと合図打ちをうってしまいました。とたんに隊長が高笑いをします。 「嘘つきめ!方角が全然違うではないか。お前を逮捕する」 トホホ。また嘘がばれてしまいました。 私は武器を取り上げられて(技術点−2)、女兵士の馬に同乗させられてしまいます。
続く
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