冒険記録日誌
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2005年11月05日(土) たけたろうの冒険 ──FF10・地獄の館編 その5──

 玄関の傍の扉を開けますと、ここは始めに通された客間でした。暖炉の火は消えかかっていましたが、部屋はまだ十分に暖かくて快適です。
 記憶を頼りにグラスとデカンターを引っ張り出して、中身のブランデーをすすってみます。うまい!体力点が3増えましたよ!これで恐怖点も減らしてくれたら最高なんですけど。
 さて、まだまだこの部屋にはいろいろありそうです。
 まずは部屋の片隅から空っぽのポケット瓶を発見したので、ブランデーをそそいで持っていくことにします。
 次に暖炉のうえに置いてあった手紙を発見。中身を見てみるとプラヴィーミ伯爵という人物がドラマー伯爵にあてた文書みたいです。

…良き友として忠告すると、君は秘密の隠れ部屋の合言葉を変えて用心したほうがいい…

 ふむふむ、秘密の隠れ部屋があるのですか。そこにクリス・ナイフがある可能性はありそうですね。十分に手紙の内容を覚えてから元通りに戻します。
 そのとき暖炉の上にある小さな彫刻の傍に、何かのスイッチがあるのに気づきました。ひょっとしてこれが、秘密の隠れ部屋に行くスイッチかな?
 悩んでいるうちに、暖炉の異常に気づくのが遅れました。アチチ!さっきまで消えかかった暖炉の中の炎が、激しく燃え上がっていますよ!私の服まで焦げかかっているじゃありませんか!
 目をこらすと炎で作られた小さな人影が2体、暖炉の傍で踊り狂っているのが見えます。火の精霊のようです。
 思わず私が後ずさりをすると、火の精霊達はじりじりと近づいてきて、たちまち窓際まで追い詰められます。
 しかし今度の私は冷静ですよ。窓際に置いてあった観葉植物に目をつけていたのです。
 火の精霊達が近づいたところで大きな植木鉢を倒してやると、土くれがかぶさった火の精霊は消滅してしまいました。やったね。

 当面の危険がさったので、暖炉のスイッチを押してみることにします。
 急に床の感覚がなくなって体が地下に落ちていきます。落とし穴だったみたいです!
 幸い落下したのは干草の山だったうえ、運試しに成功したので、怪我もしませんでしたが、恐怖点がさらに1増えてしまいます。
 ううっ、あと恐怖点が3点増えたらショック死しちゃいますよ。

続く


山口プリン |HomePage

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