冒険記録日誌
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| 2005年11月04日(金) |
たけたろうの冒険 ──FF10・地獄の館編 その4── |
もどる途中で、理科室みたいな<アザツェル>の部屋にもう一度立ち寄って、引き出しの中を捜してみるとナイフが何本も出てきました。 使い勝手の良さそうなナイフを一本選び出します。これで武器が手に入り、なんとか原技術点で戦うことができそうです。
部屋を出てさっき自分が閉じ込めれた部屋を通り過ぎると、そのまま反対の廊下へと歩き続けます。今度は「バルサス」と名前のついた扉が見えました。 バルサス…、あのバルサスの要塞での冒険を思い出しますね。 あのとき私は、柳谷の住民を救うために、颯爽と敵の本拠地に単身乗り込んだのですよ。そして悪の魔法使いを相手に凄まじい魔法合戦の末に奴を追い詰めたうえ、とっさの機転で日光を浴びせて倒したのでした。我ながら格好良かったなぁ、てへっ。(2005年05月08日の冒険記録日誌を参照のこと) 懐かしさにかられて、ちょっと扉を開けて中に入ってみますと。木箱と奇妙に膨らんだカーテン以外に何にもない部屋でした。部屋に入ると…
バタン ヒィ!
お、大きな音をたてて扉が閉まってしまいましたよ。も、もしかして閉じ込められてないですよね。 それに膨らんだカーテンがなんとも怪しいです。まるでカーテン生地の下で誰かが隠れんぼでもしているかのようですよ。 ゴクリと息を整えるとカーテンに近づきます。気のせいなのか謎の膨らみからは、腐ったような嫌な匂いが少しします。念の為にナイフを構えて、恐る恐るカーテンの生地を少しずつめくっていきますと。
がおぉぉぉ ギャ!(恐怖点+2)
カーテンから腐った死体が登場してきました。死んでいるくせに腐乱した体でこっちに近づいてきます。ゾンビです!やめて!こっちにこないで!
ゾンビー 技術点7 体力点6
無我夢中で、ナイフを振り回しているうちに、ゾンビはゆっくりと床に崩れ落ちました。私も安堵のあまり床に崩れ落ち、戦いで受けた傷を改めます。さいわいにも体力は減っていません。どうもさっきのレモンジュースに一時的な治癒効果があったようです。 木箱の中からは鍵が出てきたので、それを使って扉を開けて廊下に戻ります。名前のない扉を開け、廊下を突き当りまで進みした。鉄格子がはめられた窓に「アバッドンにモルダナが」という謎の落書きがあったので覚えてから元の廊下まで引き返します。 続いて、一階に降りる階段までたどり着きましたので、降りてみます。 一階のホールを歩くと、目の前にこの館の巨大な玄関扉が見えました。目の前まで近づいてゴクンと唾を飲み込んでから、扉を見つめます。
───この扉から館を出れば、簡単に脱出できますよね…。
ハッ、と気を取り直して頭をぶんぶんと振り回します。 駄目です駄目です!こんな簡単に助かるのは不自然すぎです。絶対になにかあるに決まっています!急がば回れです。 ぐっと我慢して誘惑を退けた私は、一階の部屋を捜索することにしました。
続く
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