冒険記録日誌
DiaryINDEXpastwill


2005年09月21日(水) たけしの挑戦状 その1

(はじめに)
 この作品は双葉文庫ですら実現しなかったあの名作ファミコンゲーム「たけしの挑戦状」をモチーフにした実験ゲームブックです。
 今回は企画倒れになりそうな予感もかすかにしますが、気にしないで下さい。
 読み始める前に、以下の説明に目をとおして下さい。

1.サイコロ2つと紙とエンピツを用意して下さい。

2.主人公の能力値を以下の方法で決めておいて下さい。
技術点 (6+サイコロ1個)
体力点 (12+サイコロ2個)
運点 (6+サイコロ1個)
 戦闘ルールや運試しなどの方法は、ファイティングファンタジーシリーズのルールに準じます。体力点が0になったらゲームオーバーです。

3.所持金・所持品について
 このゲームではお金が大切な要素となっています。お金の単位は“万円”です。
また冒険スタート時の所持金は0円です。
 また所持品もゲームの攻略に必要な要素です。何か入手するたびに書き留めておいて下さい。

4.ゲームの流れ
 毎日1シーンずつ物語は進行し、最後には必ず選択肢があります。そのたびに読者は一つ選んでおいて下さい。
 翌日にそれぞれの選択肢の結果が、書いてありますので指示どおりに処理して、再びその日の選択肢を選びます。

 では、“たけしの挑戦状”いよいよスタートです。


(シーン1:コンティニュー屋)
 気が付くと君は、ガランとした大きめの部屋の中に立っていた。
 ここはどこだ?
 不思議そうに部屋を目渡すと奥に頭の禿げたおやじが1人いるのに気がついた。君が近づくとおやじはじろりとこちらを睨んでいった。
「なんのようだね?」
 君がここがどこだかわからないので教えてくれというと、おやじは面倒臭そうにため息をついて答えた。
「ここはコンティニュー屋だ。ゲームを再開するなら俺にパスワードを申告すればいい。だが、お前は新入りらしいな。なら出口はあっちだ。さっさと先に進め。お前の生活がそこから始まるだろう」
 おやじが指差した方法には、なるほど出口らしき門が見えた。
 君はどうするか、1つを選ばなくてはならない。

・指示どおりに出口に向かう。
・ゲームを終わるとおやじに告げる。
・おやじにパスワードを申告する。
・おやじを殴る。

続く


山口プリン |HomePage

My追加