冒険記録日誌
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| 2005年09月06日(火) |
たけたろうの冒険 ──シャムタンティの丘を越えて 冒険5日目── |
冒険記録紙 名前:たけたろう ───────────────────────────────────── 原技術点 5 技術点 5(戦闘時修正+3) 原体力点 14 体力点 14 原強運点 7 強運点 7
金貨 11枚 食料 1食分 持ち物 剣2本、皮鎧、広刃の剣(攻撃力+1)、死の猟犬の歯数本、類人猿の歯3本、コブリンの歯4本、スナタ猫の歯2本、巨人の歯1本、魔法の書の1ページ、蜜蝋、銀の鍵(111)、毛皮のブーツ、ボンバの実、ラグナルの剣豪腕輪(攻撃力+2) ─────────────────────────────────────
朝になりました。朝日を浴びると今日も生きていることに感謝したくなりますね。 村を出ると、上り坂と下り坂の二手に道が分かれています。しばらく道に沿って上り坂を歩き続けると、黒い花の咲く野原に行き当たりました。ちょっと立ち止まります。 「どうしたんだい。この道が近道なんだよ。ねぇってば、どこ見てるの」 ジャンが不思議そうに訪ねてきましたが、私の目は「後戻りしてもう一つの道を下ってもよい」と選択肢に釘つけになっていました。わざわざ後戻りできる選択肢があるなんて怪しい!実に怪しいです。 慎重な私はブツブツ言うジャンを無視して引き返すことにします。文句あるなら私から離れればいいのに。
くだり坂は小1時間も歩き続けると、また登り坂になってきました。正午になってお腹も空いてきましたけど、体力は万全なので、まだガマンして歩き続けます。 ペチャクチャ話しつづけるジャンを相手にうんざり気味になっていると、急にジャンが静かになりました。 「止まって!誰かに見られているようだよ」 脅かさないでくださいよ。こんな人里離れた林に人なんていないですよ。第一、魔法が使えない今襲われたら、それこそ大ピンチじゃないですか。 そのとき薮を掻き分けて、黒装束の男が偃月刀を振り上げて襲ってきました!アワワワワワ。大ピンチです。ジャン!君のせいで魔法が使えないんですよ。なんとかして下さい! 「わかったよ。じゃあ、応援する。フレー、フレー。たけたろうガンバレー」 ジャン、やめてください。力が抜けます…。
殺し屋 技術点8 体力点6
装備品のおかげで攻撃力は互角。あとは気力の勝負です! 1ラウンド 攻撃失敗。ダメージ2を受ける。 2ラウンド 攻撃失敗。ダメージ2を受ける。 3ラウンド 攻撃成功。ダメージ2を与える。 4ラウンド 攻撃成功。ダメージ2を与える。 5ラウンド 攻撃成功。ダメージ2を与える。勝利!
やりました!今回の冒険ではじめて、剣の勝負でやっつけましたよ。 バンザーイ、バンザーイ、バン…
──相手の体力点が3以下になったら、命を助けてやってかまわない。その場合は一八七へ。
あっ…。そんな選択肢があったことを忘れてました。(汗) 殺してしまったものはしかたありません。黒装束の人の冥福を祈ってあげてから死体を探ります。収穫は金貨3枚でした。 今度は小さな木の家にたどり着きます。お婆さんが家の中へ招いてお茶をご馳走してくれたので、ありがたくいただきました。(体力点と運点が1ずつ増える) すると、なぜかお婆さんはだんだん機嫌が悪くなり、悪態をついてのろのろと台所で何か飲んだかと思うと、すぐにもどってきました。 「たけたろうさんとやら。茶飲み話に、あんたの旅のことを聞かせておくれ」 それはいいけどお婆さん。今の怪しい動きはなんですか。すごく気になるんですけど!
気を取り直して旅の話しを聞かせてあげます。途中で老人から魔法の書の1ページを貰ったことを話してそれを取り出しますと、大喜びでそれをひったくってしまいました。なんでも本当はお婆さんの物でして、数日前に盗まれていたのだそうです。 お婆さんは感謝して、お礼にと魔法を唱えてジャンを追い払ってくれました。 ああ…これで再び魔法が使えるようになりました。お婆さんに礼を言うと今度は1人で旅を再開します。 それにしてもジャンの魔法無効化能力は、お婆さんの魔法には効かないのでしょうかね?
また夕方になった頃、トレパニの村にやってきました。そろそろ今夜の寝床を考えなくてはいけません。 この村の住民は、好戦的な人オークだと聞いていたので警戒していたのですが、なんだか様子が変です。村人達は広場で寄り集まって暗い顔をしています。 やっかいごとに巻き込まれないようにと宿屋に駆け込み、金貨3枚を支払って熱々の食事を取ると、すぐに村を出て野宿の支度をすることにしました。 今日は、まあまあ平穏な日でしたね。おやすみなさい…。
うとうとし始めたとき、急に身体中が身動き取れなくなってしまいました。 目を醒ますと、トレパニの住民が3人がかりで私を押さえつけ、あっという間に大きなズタ袋に入れられてしまいます。 えっほ、えっほというかけ声と共にしばらく袋の中で揺られていると、やがて村の小さな小屋の中にほうりこまれて閉じ込められてしまいました。 な、なんなのですか!いったい! 今は真夜中。小屋は鍵がかかって出られません。さらに最悪なことにDOPの呪文を使うとか気の利いた選択肢がありません。こうなったら成るように成れと考えて寝ることにします。 やれやれです。せっかく良い日だと思ったのに…。おやすみなさい!
続く
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