冒険記録日誌
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| 2005年09月03日(土) |
たけたろうの冒険 ──シャムタンティの丘を越えて 冒険2日目── |
冒険記録紙 名前:たけたろう ───────────────────────────────────── 原技術点 5 技術点 5(戦闘時修正+1) 原体力点 14 体力点 14 原強運点 7 強運点 7
金貨 7枚 食料 2食分 持ち物 剣、皮鎧、広刃の剣(攻撃力+1)、グランドドラゴルの斧(攻撃力−1)、死の猟犬の歯数本、類人猿の歯3本、コブリンの歯4本、スナタ猫の歯2本、巨人の歯1本、魔法の書の1ページ、蜜蝋 ─────────────────────────────────────
朝になりました。涼しい山の空気を思いっきり深呼吸してから、歩きはじめます。 小山の頂きにたどりついたとき、ちょっと目を見張りました。ここには生首を刺した杭が何本も打ち込まれているのです。 「ここに入るな」という警告でしょうか。でも道は右の登り道と左の下り道に分岐しています。どっちのことを意味しているのでしょう。 ため息をつくと右の登り道に進みます。 そのまま数時間歩くと、金属を打ち付けあう音が聞こえてきました。大勢のコブリンが草地をせわしなく歩いています。山腹に洞窟の入り口がみえるところを見ると、ここは鉱山なのでしょう。 ちょっとした好奇心から、コブリンの目を盗んでそっと洞窟に侵入してみます。 通路を進み扉を開けると、大柄なコブリンが一匹腰をおろしています。そいつは私が入ってくると鼻をひくつかせます。 「今入ってきたおまえ、知らない匂いがするぞ!」 さわがれると面倒です。コブリンに向かって指を突き出すと、鋭い電撃の呪文でやっつけました。この呪文はひどく体力を消耗しますが、今の私は剣で戦ってもコブリンより弱いのでしかたありません。111と書いた銀の鍵を戦利品にもらっておきます。この鉱山の鍵でしょうか。 部屋を出てさらに通路の奥へ奥へと進んでいきます。ここは明かりも無くもう真っ暗です。そーと、手探りで進んでいきます。すると通路を支えている梁の一本にけつまづきました。 その途端、天井から木の裂ける音が聞こえてきました。まずいです!あわててさらに奥へ奥へと走っていきます。さっきまで立っていたところはたちまち瓦礫が落下して埋まってしまいます。 夢中で走りつづけると、急に体が宙に浮きます。穴にでも落下したようです。慌てて呪文を唱えて、落下の衝撃を静めます。落下した先は別の通路で、光が差し込んでいます。どうやら出口が近いようです。傍に落ちていたボリンの毛皮のブーツを拾うと鉱山を抜けて、山を下りました。
夕方になってクリスタンティという村にたどり着くと、酒場で金貨1枚を払って人心地つくことにします。同席した老人はこの先にアリアンナという女の家へ向かう道と、リー・キという巨人の住む地域へ向かう道があると教えてくれました。おまけにボンバの実という滋養のある果物までいただきます。すっかり世話になった礼を言うと、金貨5枚を払って宿屋に入り、スカンク熊汁を食べ、部屋をとって寝ることにします。 今日は呪文でたいぶ体力を消耗しましたから、体力の回復につとめないといけません。 お休みなさい。
続く
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