冒険記録日誌
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2005年05月27日(金) たけたろうの冒険 ──FF8・サソリ沼の迷路編 その3──

 “鳥のあるじ”は美しい女性でした。彼女のまわりには無数の鳥たちが羽ばたいたり毛づくろいをしながら右往左往しています。
 私がアンセリカを捜していることを話すと、彼女は喜んで協力してくれると言ってくれました。体力を原点まで回復してくれたうえ、沼地の奥まで安全に連れて行ってくれるそうです。よかったです。技術点5の今の私では、例えコブリンでも楽勝で負けてしまいますからね。(我ながら変な日本語ですね)
 鷲が私の体をわしづかみにして、森の上空を飛んでいきました。やがて見知らぬ場所に鷲は着地すると私は降ろしてくれました。
 今はどこかわかりませんが、とりあえずさらに沼地の奥へと北上してみます。
 途中で大サソリに襲われているドワーフがいましたが、無視して進みます。私は自分の命が一番大事なんですよ!
 続いて森の番人なる人物に出会いますが、アンセリカを捜していることを話すと、応援してくれました。次に“庭園のあるじ”という魔法使いのおじさんに出会いましたが、彼も貴重な植物のアンセリカが存在するという知らせに喜んでくれます。おまけに魔法の石まで1つくれるそうです。ここは<繁茂>の術を選んで貰っておきましょう。
 次に出会ったのは虫の居所がわるそうな表情をした巨人。今にも襲ってきそうな勢いでしたが、<友情>の術をかけると根は悪い人ではなかったらしく、ニコニコして親切に道を教えてくれました。
 こうしていよいよアンセリカの潅木が生えている空き地にたどり着きました。
 狼が襲ってきましたが、最初に出会った男の人に教わった呪文を唱えると、飼い犬みたいに大人しくなりました。“チンチン”や“お手”と言って遊んであげます。木についていたアンセリカの実をつぐむと大事にポケットに入れました。

 あとは楽勝です。
 沼オークの群れに襲われたので、必死に逃亡。
 足に絡み付いてくる野草“お化けメヒシバ”のいる広場と、邪悪な“クモのあるじ”の住む広場を<火炎>の術であっさりかわすと、私は無事にサソリ沼を脱出できたのでした。このままセレイターさんの家に向かいます。
 私がアンセリカの実をセレイターさんに差し出すと、彼は小躍りしながら実を取り上げ、地面に置くと<繁茂>の術を唱えました。
 たちまちみずみずしい潅木が生えてきます。花が咲いて素晴らしい芳香がしたかと思うと、またいくつかの実をつけました。その実をまた地面において、<繁茂>の術を唱えると・・・・・・・たちまちあたりはアンセリカの潅木だらけになってしまいました。セレイターさんのはしゃぎっぷりときたら、子どものようです。
「こりゃ、すまない!あんまり嬉しくて君のことを忘れてしまっていたよ。このアンセリカの実を、仲間の魔法使い達にもどっさりと贈ってあげよう。すべては君のおかげだ。ありがとう」
 セレイターさんの心づくしの料理を味わいながら、私は冒険談を聞かせてあげました・・・・・・・・・って、サソリ沼には親切な人の方が多かったような気もしますね。(笑)
 ともあれ、こうして私は見事に使命を達成したのでした。



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