冒険記録日誌
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2005年05月22日(日) たけたろうの冒険 ──FF6・死のワナの地下迷宮編 その5──

 スロムさんは通路の分かれ道でどっちに行こうかと迷っているようです。
 こんにちは、と声をかけてみます。黙っています。斧をしっかりと握りしめています。目つきが冷たいです。た、戦いは嫌ですよ、あくまでも平和的に話しましょう。
 どちらへ行きますか、ともう一度声をかけてみます。すると彼はぶっきらぼうに言いました。
「西に行こうと思う。よければいっしょにこい」
 行きます行きます。迷宮探検競技の勝者は1人だけなのですが、しばらくは一緒の方が、怪物が襲ってきても戦いやすいですし。仲良くしましょうね。
 通路がまた大穴に突き当りました。スロムさんがロープでお前を降ろしてやろうと申し出ます。信用できるのかちょっと不安でしたが、怒らせるのも怖いので甘えさえていただきます。
 大穴は20メートルほどの深い穴になっていて、底からまた通路がのびています。大声で頭上のスロムに教えてあげると、彼もロープをつたって降りてきました。
 岩棚の本が二冊あります。赤皮の装丁の本を読んで見ると、ブラッドビーストという怪物のことが書いてありました。スロムさんにも教えてあげましたが、鼻をならしてさっさと行こうとつれない返事です。
 さらに進むと、2匹の洞窟トロールがやってきました。雄雄しいかけ声をあげて、スロムさんが戦斧で1匹に襲い掛かります。私は逃げ出そうと・・・・・・したかったのですが、そんな選択肢はありません。しぶしぶ助太刀します。

洞窟トロール  技術点10  体力点11

 強すぎます!どうしても避けられない戦闘ならこんな強敵が登場するのは、反則じゃないですか!
 ルールに書いてある「ただ1つの真の道の危険度は最小限で、どんな人でも、最初のサイコロの目がどんなに悪くてもかなり楽に通り抜けられます」というのは嘘ですか!リビングストンのバカバカバカバカバカバカ・・・・・・・・・ギャーーーーーーーーーー!!!!!!!!


 END


山口プリン |HomePage

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