冒険記録日誌
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2005年05月21日(土) たけたろうの冒険 ──FF6・死のワナの地下迷宮編 その4──

 ひたすら北へ通路は伸びていました。今度は扉はおろか、くぼみすらない単調な上り坂が続いています。
 この迷宮に入って怪物にほとんど会っていないのは幸いです。緊張感が緩んであくびをした時に、足元に何かが当たりました。下を見ると細いワイヤーが張られているのに引っ掛かったようです。
 遠くでなにか鈍い音が聞こえてきます。嫌な予感。
 通路の先から丸い大岩が轟音と共に転がってくるのを見て、私は慌てて元の道を駆け戻ります。
 ちなみに、ここで盾を持っていたら捨てて走るように指示がありましたが、その失点は「技術点1を差し引くこと」と書いてます。さっきは盾を無くした時は、技術点−2だったのに・・・・・・。いや、今はそんなことを考えている暇はありません!逃げましょう!
 (ここでサイコロを振って、体力点と技術点のチェック……成功!)なんとか坂を駆け降りて、さっきの×印のついた扉に体当たりをするように入り込みました。
 その瞬間、通路の方でガラガラと大岩が通り抜けていく音が聞こえました。安心して床にへたりこみます。
 少し息を整えてから部屋を見回します。この部屋には骸骨の座っている立派な椅子が1つ、くぼみが一箇所しかありません。骸骨は何か羊皮紙を握り締めていますが、とりあえずくぼみの方へ向かいます。
 くぼみには穴倉の奥へ降りる階段がのびていました。そこを降りて(次に骸骨を調べたかったのですけど、選択肢がないのです)また通路を進み、つきあたりの天井にあるはね蓋を押し上げると、ゴブリン達が襲ってきました。

コブリン  技術点5  体力点4
コブリン  技術点5  体力点5

 私も技術点が6しかないものの、コブリンよりは強いようです。体力点−6で勝利。食事をとってから、戦利品の木槌と鉄釘を取ってから2つの扉のうち西への扉を選んで進みます。
 次の扉を開けるとここも小さな部屋でした。室内の奥に大理石の台座があしらえており、そのうえに両眼に宝石がはまった髑髏が載っていました。壁にはいくつもの矢をつがえた弓が仕掛けられていて、入り口付近には小さな木製のボールが2つ転がっています。むむっ、この構造はボールを投げて、骸骨を台座から落とせと言わんばかりじゃないですか。
 木製の球を振りかざして投げてみます。(技術点チェック……成功!)骸骨は台座から落ちて床に転がりました。以外にも壁の矢は発射されません。床を這いずって骸骨に近づくと宝石はトパーズでした。収穫にニンマリしながら部屋を出ます。

 今度は通路がガラス張りの不気味な地帯へとたどり着きました。骸骨が鏡の中からニョッキリ生えているのに気づきました。なにかわかりませんが、ここは危険地帯のようです。
 突然響きわたる金切り声にビクッと振り返ります。四本の腕と四つの顔を持つ悪魔が鏡から出てこようとしているじゃないですか!
 「金の指輪を使う」という選択があったので使ってみます。お願いごとをすればいいのですね。目をつぶって必死で祈ります。悪魔さん消えてください、悪魔さん消えてください、悪魔さん消えてください・・・・・・。
 気が付くと、悪魔が消えていました。ふぅ、上上の進行じゃないでしょうか。
 ここまでの成功に元気つくと、足取りも軽く北への通路をなおも向かいます。
 ネズミの骸骨で手摺が分けられた階段の下にたどり着きました。登るのは左か右か。ヒントがなくて迷った時は最初にある選択肢を選んだ方が無難という法則にしたがって、左の階段を登って通路をまた進みます。
 通路の途中にオークの死骸がありました。きっと他の挑戦者の仕業でしょう。オークは何かの歯のついたネックレスをつけていましたが、無視をして進みます。
 まもなく私は、オークを倒したと思われる挑戦者に出会いました。スロムという名の蛮族の1人です。


 続く


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