冒険記録日誌
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| 2005年05月18日(水) |
たけたろうの冒険 ──FF6・死のワナの地下迷宮編 その1── |
背景
サムカビット公が考案した、毎年ファングの町で開催される「迷宮探検競技」。 金貨1万枚とチアンマイの永久統治権という莫大な賞金を目当てに、サムカビット公の手によって建築された暗く曲がりくねった大迷宮の奥深くへ、幾人もの冒険者達が挑戦していったが、未だに迷宮を生きて抜けたものはいない。 そして今年も「迷宮探検競技」がやってきた。ファングの町はもう狂ったようなお祭り騒ぎだ。挑戦者達はまるで生き神様扱いで三日三晩もてなされた。 そして「迷宮探検競技」の朝、町は静まり返り、人々は固唾を飲んで挑戦者が迷宮に入る瞬間を見守るのだ。 今年も6人の挑戦者がいた。大きな斧を手に持った筋骨逞しい蛮人が2人、短剣を腰にさした金髪の妖精めいた女が1人、鉄の鎧で覆われ剣をかかげる騎士が1人、黒いローブに身を包み数々の暗殺道具を身につけた忍者が1人、そしてもちろん最後の1人は我らが勇者たけたろうだった・・・。
(一応ネタバレ注意です。ネタバレになるほど進めるかわかりませんが・・・)
しくしくしくしくしく。 なんで私が決死行の冒険なんかにいかなくちゃ行けないのですか? 勝てるはずがないのに。でも今更逃げたら町の人に半殺しでしょうね。(泣) 泣きそうになりながら装備を整えます。今回も山口プリンさんはあんまり迷宮の内容を覚えていないそうです・・・。
技術点 7 体力点 14 運点 7 荷物:剣、皮鎧、ツキ薬、食料(10食分)
盗賊都市の冒険の反省からツキ薬を持っていきます。食料はいつでも食べられるルールだから、体力の回復は問題ないでしょう。 迷宮に入る順番を決めるために、くじを引いて見ます。5番目ですね。 そろそろ諦めて覚悟を固めます。先に進む4人が、迷宮の罠に全部引っ掛かっていただければいいのですが。 そうこうするうちに競技は開催されました。まず騎士が迷宮に入り、30分を開けつつ、妖精みたいな女、蛮族の1人、忍者が続いて入っていきます。 いよいよ、次は私の番です。 唾を飲み込んでから、洞窟の中に足を踏み入れます。戸外の歓声が徐々に聞こえなくなってきました。
トンネルは薄暗いですが、天井からクリスタルガラスの照明灯が20メートルおきに設置されてあって、松明がなくても明かりには不自由しません。妙に現代的ですね。照明灯の動力はなんでしょうか? 小さなネズミやクモを這いまわる湿った通路を進んでいくと、テーブルに6つの箱が設置してある場所にやってきました。その1つの箱には「たけたろう」と刻まれています。 なんでしょうか。気になるので箱を開けてみますと、金貨2枚と羊皮紙が1枚、中に入ってありました。羊皮紙を読んでみます。
───よくやった。少なくとも君は私の援助を受けるだけの分別を示したわけだ。そこで忠告だが、この迷宮からの凱旋を望むなら、途中でいくつかの品を手に入れ、それを使わねばならないだろう。サムカビット記す。
“ひのきの棒”みたいに役に立つ忠告をありがとうございます。金貨だけはもらって先に進むことにいたしましょう。 さらに数分ほど通路を進んでいきますと、東西に進む分かれ道に突き当りました。西へ進む通路の壁には矢印が書いてあります。 ここはどちらにいきましょうか。考えどころです。 先に進んだ挑戦者達の足跡の後をみると、西へ3人、東に1人が進んだようです。そうですねぇ。西の通路は3人進んでいるなら、その人達が化け物や罠を処理してくれているかもしれません。 悩んだすえに西へ向かいます。
続く
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