冒険記録日誌
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| 2005年04月18日(月) |
悪夢のマンダラ郷奇譚 その3 |
(ネタバレ注意。プレイ予定の方は読まないで下さい)
意識がだんだん戻ってくる。いったい、どこで眠っていたのだろう。頭がぼんやりしている。ああ、確か私は女の化け物に殺されてしまって。まったく変な夢を見たな。それにしても、なにかがチクチクと肌を刺すなぁ。なんだろう。もうそろそろ、いい加減に目を覚まさなくちゃ。 私はまぶたを開いてみた。そして私は自分が、草でできた動物の巣のような場所に寝ているのに気がついた。チクチクするのも当たり前で、私は真っ裸だった。 私は周囲を見回そうとして、ゴリラが傍で寝ているのに気がついた。 な、なんだぁ。ここはいったい、どこだ。 思わずうろたえてしまうが、頭のどこかでまたマンダラ郷の最初の場所へ戻ってきたと納得するところがあった。しかし、何が悲しくてゴリラと添い寝しなくちゃならんのだ。
ゴリラの頭の上にバナナがあったが、食べるのを我慢してさっさと巣から抜け出す。すると手ごろな武器になる棍棒を発見した。ふむ。バナナを諦めると棍棒が入手できるようだ。 巨大な木々のそびえる熱帯ジャングルをあてもなくさまよう。ここはどこなのだろう。ゴリラがいるからアフリカなのか。さきほど、カンガルーのような動物も見かけたのだが。それにこのジャングルはまるでニューギニアかアマゾンだ。 いやいや、どれも違う。ここはやっぱりマンダラ郷なのだ。 やがて、前方から数人の原住民らしい男達がやってきた。トーテムは何かと聞かれるので、今度はサルと答えてみる。 すると男達は歓迎して村に招いてくれた。酒やら蒸した芋やら豚肉を振る舞われる。なんだ、別にどんな答でも良かったのだろうか。 世話になった礼をいって、村から出て行こうとすると、男達は私を呼び止めた。 「待て。お前の仲間が迎えに来たようだ」 男達の指差した方を見て、唖然とする。さっきのゴリラじゃないか。 そうか、私もゴリラも同じサルがトーテムの者なのだ。ということは、2人がひとつ屋根の下で添い寝しても不思議ではない。(ひどい理屈だな) さあ、せっかくのお迎えだ。じたばたしないで巣に帰ろう。どうせゴリラはしっかりと私を掴んで放してくれない。パラグラフ1へ戻る。
(何が悲しくてゴリラと添い寝しなくちゃならんのだとシクシク泣きながら)続く
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