冒険記録日誌
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2005年04月05日(火) |
注文の怖い料理店 その4 |
*真の楽師の琴による演奏会*
するするとカーテンが開くと、そこには頭にターバンを巻いて物静かそうな男が座っていた。男は、無言のまま軽く会釈をすると、琴に指をかける。 琴から独特の旋律が聞こえ始めたとたん、君にはその演奏に魔法の力を感じ取った。 吟遊詩人がどんな旋律を弾くか、サイコロを1つ振って決めよ。
1か2なら. 流れてきた曲は“和解の旋律”だ。とても美しいしらべに君はうっとりとする。心身ともに癒されるようだ。体力点を4増やす。 曲が終わる頃には、君の頬に涙がつたい落ちていた・・・。
3か4なら. 不思議な曲だ。たけたろうの説明によると“魔よけの旋律”というらしい。 この曲には魔法的な影響を取り除く力がある。 もし君が“無秩序の霊薬”や“ミュータントミートボール”を食べていた場合、これらの影響は取り除かれ、食する前の状態に戻る。もちろん良い影響についても同じだ。 それ以外については何の影響もない。
5か6なら. 力強く響きわたる旋律に、君の気持ちは活気に満ちてきた。演奏は“戦いの旋律”だ。 「闘志に沸き立つお客様には、特別サービスです!」 たけたろうが宣言すると、スポットライトがレストランホールの入り口に当たった。そちらを見ると、眩しいライトの光に当たりながら熊のような大男が入場してくるではないか。上半身は裸で覆面レスラーのような格好をして、ぶるぶると筋肉質の体を動かし武者震いをしている。 「ア・ニ・マ・ル!ア・ニ・マ・ル!ア・ニ・マ・ル!」 何人もの野次馬達が、覆面レスラーの名前を連呼しながら囃したてる。こいつら、いつのまに登場したのだ? アニマルが怒れる雄牛のごとく君に突進してくる。しかし君も戦いの旋律によって一時的に力強くなっている。この戦闘に限り、自分のサイコロの目に2つ足してよい。
アニマル 技術点11 体力点16
勝てば勝利を祝して運点を原点まで戻していい。野次馬達は立ち去っていき、何事もなかったかのように食事は続けられる。 <出典:展覧会の絵より(少しフリーウェイの戦士より)>
*詩的魔人による詩の朗読会*
ジャーーーン、とシンバルが鳴るとカーテンがさっと開いた。 真っ白な肌に、燕尾服に白いネクタイ、その上にオぺラコートを着込んだいでたちの魔人が登場した。二本の牙がにゅっと不気味に生えている。 魔人はシャイクスピアを演じる役者のように歩き始め、朗々と歌い始めた。
白ワインで酔おう
肉団子を味わおう
美味しく食べる
ソーセージを殴る
食事をたのしもう
羊肉をたのもう
素晴らしき幸運を求め
グロイスターを噛め
コース料理をおかわり
余の素晴らしき歌でもうひとまわり
なんとひどい詩だ!思わず君は顔をしかめようとしたが、歌い終わった魔人が君の顔をじっと見つめているのに気がついた。 「どうかな。余の美しい詩は」 魔人を賛辞し褒め称える気なら、右下の投票ボタンを押して感嘆の一票を贈ってやれ。魔人は喜んで、贈り物として“超合金の入れ歯”を君にくれるぞ。 正直に貶すなら、君は首筋をカプリと噛まれてあの世行きだ。END <出典:暗黒城の魔術師より>
*マイケル・ブラックソンのコンサート*
カーテンから、アォ!などと意味不明の奇声をあげながら、細身の男が飛び出して、カクカクと後ろ歩きをするなど奇妙なパーフォーマンスを繰り広げ、おもむろに歌い始めた。1ダース程のソンビ達が背後で一緒に踊っている。 幽霊と食人鬼をテーマに歌った「ウィラー」という曲だ。タイタンシティで大ヒットしたそうだが、テーマがテーマだけに食事中に聞くような曲ではない。ソンビから漂う腐臭もたまらない。 食欲がなくなったので、体力点を1減らす。 <出典:サイボークを倒せより>
*骸骨達によるオーケストラの演奏会*
カーテンが開くと、タキシードで正装した骸骨達が、ずらりと控えていた。 中央の骸骨が指揮棒をあげると、クラシカルで素晴らしい演奏が始まった。 君は食事をするのも忘れてずっと聞き惚れた。 「ご満足いただけましたか?合図をいただければ曲を終了させます」 たけたろうが尋ねるが、君は夢中で聞くあまり返事をする気力もない。君が正常だったなら、たけたろうの耳に耳栓が詰まっていたのに気が付いただろう。 演奏は君が魅了されたまま餓死するまで延々と続けられることとなった。 END <出典:吸血鬼の洞窟より>
(シーン4:スープ) たけたろうがスープのメニューをもってきた。 ネバーランドにある美味そうなシチューなどを期待したのだが、メニューにあるのは、どれもタイタンの世界にある怪しげなスープばかりだ。 お勧めメニューの“魔女のドリー姉妹の作ったスープ”なんてとても食べる気になれないぞ。 比較的安全と思えるメニューを4つ見つけ出す。
・バグランド地方のワートルスープ ・ニューバーグ地方の羊肉シチュー ・サグラフ訓練場のボビットシチュー ・八幡國風のお粥
続く
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