冒険記録日誌
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2005年03月18日(金) ゲームブック出版社の傾向と対策 その3

<エニックス文庫>
代表作:ドラゴンクエストシリーズ、ファイアーエムブレムシリーズなど
ゲームブック作家:沙藤樹、安藤夏など日本人作家
山口プリンの遊んだ作品数:6冊くらい

ゲーム度:★
(初期のドラクエシリーズは評判が良いものの、他は単にストーリーをなぞるだけのような簡単な作品が多い)
ブック度:★★★
(主にエニックスのゲームなどを原作としている。ファンなら○)
プリン度:★★
(ゲームブック作品というより、単なるファングッズのような印象。しかしゲームブックブームが終了した後も、このレーベルがしばらく生き残ったのはその為だろうか)


<勁文社>
代表作:コミック版スーパーマリオブラザーズ外伝、機動戦士ガンダム最期の赤い彗星など
ゲームブック作家:山口宏、原田力男など
山口プリンの遊んだ作品数:5冊くらい

ゲーム度:★★
(双葉文庫と共通する作家もいて内容も近いが、あたり外れの激しいあちらと比べてどれも低調な印象。後期の作品については期待できそうなタイトルがあるものの、残念ながら入手していない)
ブック度:★★★
(こちらもTVゲームなどを原作とした作品が多い。時々あるコミック版ゲームブックは子供向けな印象だが、とっつきは良いのでゲームブック入門に最適かも)
プリン度:★
(双葉と近いはずなのに、この落差はなんでだろう。文庫本でなかったからか。表紙イラストが半端にリアルで怖かったからだろうか。いや、最初に読んだ「ドルアーガの塔外伝」のインパクトが強すぎたからだと思う)


<西東社>
代表作:大統領を捜せ!!、サバイバル・ゲームなど
ゲームブック作家:高槻速雄、さいとうたかを、など
山口プリンの遊んだ作品数:6冊くらい

ゲーム度:★
(時々トンデモ系の内容がある。中にはゲームブックと呼べるのか微妙なゲーム性の作品も)
ブック度:★★
(全体的に重苦しい印象があるが、安っぽくて黒い装丁の為だと思う。後、さいとうたかをの漫画ゲームブックが読めるのは西東社だけだ)
プリン度:★★
(装丁から中身までいかにもB級です、といわんばかりの内容。エニックスや勁文社の作品が普通に思える)


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