冒険記録日誌
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2005年03月17日(木) ゲームブック出版社の傾向と対策 その2

<富士見書房>
代表作:AD&Dシリーズ、スカイフォールシリーズ、ブラッドソードシリーズなど
ゲームブック作家:印象が薄いが、主に外国の作品。別シリーズで黒田幸弘をはじめとする日本人作品も少々あり。
山口プリンの遊んだ作品数:12冊くらい

ゲーム度:★★★
(メインとなるAD&Dシリーズは、ストーリー重視でゲーム性がおなざりな作品が多い)
ブック度:★★★
(TRPGっぽい雰囲気が多いのが特徴)
プリン度:★★★★
(昔は敬遠していた出版社だが、解説などで黒田幸弘が関わっているのがポイント高し。それにブラッドソードシリーズが素晴らしすぎる)


<二見書房>
代表作:ドラゴンファンタジーシリーズなど
ゲームブック作家:ブレナン、フーゴ・ハル、ハリーリンド、奥谷晴彦など
山口プリンの遊んだ作品数:10冊くらい

ゲーム度:★★★★
(洋ゲーらしい理不尽な難しさを逆手にとった「14に行け」は秀逸。ドラゴンファンタジーシリーズ以外にも、独特のゲーム性の作品が多い)
ブック度:★★★★★
(どの作品もユーモアがあって申し分のない内容。タイガー暗殺拳の濃ゆい世界も○)
プリン度:★★★
(文庫本でないし、装丁が不気味な作品が多いので−1点、自分が知らないうちに熱狂的なファンが大勢いたので逆に冷めて−1点、という食わず嫌いで天邪鬼の典型的な例。昔は「グーニーズ」と「魔城の迷宮」しか遊んでおらず、他にも面白い作品が多いということがわかったのは最近のことである)


<朝日ソノラマ>
代表作:「魔法使いナシアン」などのハローチャレンジャーシリーズ、他にスターチャレンジシリーズなど
ゲームブック作家:高橋昌也、武田邦人、クストファー・ブラックなど
山口プリンの遊んだ作品数:8冊くらい

ゲーム度:★★
(実験的で興味深いものもあるが、全体的にイマイチな作品が多い)
ブック度:★★
(SFだったり、現代物だったり、もちろんファンタジーだったり、バリエーション豊かに発売されていたが、全体的にイマイチな作品が多い)
プリン度:★★★
(ハローチャレンジャーシリーズは一作品ごとに内容がガラリと変わるので、全ての作品を見てみたい気がする。スターチャレンジシリーズの方は、子ども向けすぎてお勧めできない)


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