冒険記録日誌
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| 2005年03月14日(月) |
ラブラブ・ヒナの迷宮(奥谷道草/白夜書房) |
クロスワードランド2005年4月号のはみ出しゲームです。 今回は特に凝った内容ですね。主人公がヒナ子(女)とモモ太郎(男)の2人いて交互に操作しながらゲームを進めるのです。別々の入り口から迷宮に潜入した2人を、同じタイミングで迷宮の中央の部屋へ到着させればハッピーエンドです。 昔、ハドソンから発売されていた“バイナリーランド”というゲームを思い出しました。(知ってる?)
それでですね。率直に感想をいいますと・・・・・・直感的にわかりにくいです、これ。 とにかく面倒くさいというか、1パラグラフ毎に主人公が交代するのが、煩雑すぎて感覚がついていかないのですよ。本文中では指を挟んで、ヒナ子パートとモモ太郎パートを交代するように指示されていますが、地図を書かないと攻略できないので、そりゃ無理です。しかも、はみ出しゲームではお馴染みの「一つ前のページへ戻る」なんて指示がここにもあった日にはもう大混乱。(^^; ここでは、双葉ゲームブックでお馴染みのルール、(でも普通は誰もしない)ステップメモという方法がお勧めです。早い話しが指を挟む代わりにパラグラフ番号をメモしていくのです。こうすればいくらか落ち着いて遊べるかと思います。 ただ、ルールが煩雑なぶん配慮したのか、ヒナ子パートとモモ太郎パートがあるぶんパラグラフ数が足りなかったのか、迷宮自体はとてもシンプルです。地図さえ完成させれば簡単にクリアできるでしょう。 いっそ、先に片方のパートだけ遊んで地図を完成させてから、改めて挑戦したらもっと楽かも。でもそうするとこのゲームの趣向が台無しかな。うーん。今回はこのアイデアを生かして、もっと遊びやすい方法がなかったものかと考えてしまいました。
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