冒険記録日誌
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| 2005年03月10日(木) |
キモだめし(奥谷道草/白夜書房) |
クロスワードランド2002年10月号のはみ出しゲーム。 「秘境温泉めぐり」とは季節が一転して今度は真夏のお話しです。田舎に遊びにいった主人公が、地元のガキ大将の誘いにのって、キモだめしに真夜中に神社まで行って神社鈴を持って帰るというものです。 このキモだめしで命にかかわるような危険はないようなのですが、主人公はちょっと不思議な空間にさ迷い込んだようです。東や西へずっと進んでもいつの間にか一周して元の場所に戻ってきてしまうという不思議な迷路となっています。 階段もずっと登っていると、気がつくとさっきより下の山道を歩いているという具合で、今回はちゃんと地図を書かないと混乱するかも。いや、地図を書いても私は混乱しましたが、エンディングに書いてある地図をチラリと見て、構造を把握してから書き直すとうまくいきました。 ゲームとしてはまず提灯を手に入れるまでが序盤、鳥居にあるいくつもの謎のメッセージを収拾してヒントを得るまでが中盤、神社への入り口を発見してからが終盤というところでしょうか。 最初の取っ掛かりがわからなくて、話しが進まずに困りました。することがわかってからも、鳥居を捜してウロウロと迷ってしまい、クリアするのに少々疲れましたよ。ふぅ。 それで感想ですが、テーマがテーマだけにもっと恐ろしげな演出を効かせてほしかったかも。個人的には今回は少しだれ気味だったので、そういうスパイスがほしかったかなーっと。 深夜の山道で謎の声や足音が聞こてくるなど、それらしい演出は随所にありますが、不気味さはあっても怖くはありませんでした。 むしろ白夜山温泉の方が絶対に怖かったね。(笑)
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