冒険記録日誌
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| 2005年03月04日(金) |
終末の惑星 遥かなる西の帝国(塩田信之/双葉文庫) その4 |
(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないで下さい)
四度目のプレイ。 ボバギーに乗り込んだ撲は、まず商業の町に到着した。結局、最初に行くのはここが正解だと思う。 宿に泊まって体力ポイントを満タンにしようとしたけど、翌朝までの時間が経過するのが惜しいので食堂に入る。まあ、食堂といっても最終戦争以後は、お粥のような合成食料に人工の味を加えただけという代物しか売っていないのだが。取り敢えず、フランス料理フルコースのお粥を食べて体力を大幅に回復させた。 武器や防具も購入したいが、まだ夜なので店は開いていない。しかたなく町を出て、あけやみの森へ入る。 しばらく森の中を移動し、二回目のプレイで作成中だった森の地図を完成させた。 夜が明ける前、ギリギリのタイミングで森から出て賭博の町に到着した。 パワードメタルに乗った門番に勝負を挑み、繰り出されるパンチを掻い潜って胴体の部分に剣を突き立てる。 するとパワードメタルが止まった。コクピットのハッチが開き、男が姿を見せた。 「やるじゃないか、少年。町に入っていいぜ」 皮袋が目の前に飛んできた。見ると中にはゴールドが入っている。男は快活に笑いながら言った。 「餞別だ、とっとけ。それから最近、赤の盗賊団という連中がこの町に現れるから、気をつけるんだぞ」 僕は礼を言って中に入った。
賭博の町は名前の通り、カジノ店が乱立する町だ。昼間こそみんな寝静まって、自動販売機がポツンとあるくらいの寂しさだが、夜の時間帯は華やかだ。 一番大きな町営のカジノに行く事にする。 遊べるのは、スロットマシーン、カードゲーム、ルーレットの3種類だ。 スロットとカードゲームを数回遊んだ時は少し所持金が下がっていたが、ルーレットに挑戦するとだいぶん稼ぐ事ができた。でもなぜか、ルーレットコーナーだけは人気が無いらしく、貸切状態になっている。経営は大丈夫なのか? 調子にのって、倍率の高い賭けに挑戦してみたが、さすがに甘くないようで所持金がみるみるへってしまう。元金割れしないうちに諦めてカジノを出ることにした。
続く
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フランス料理フルコースのお粥、ゲームブックブーム当時からとっても印象的な食べ物でした。どんな味が試してみたい、と思ったものです。 ちなみにもし私が「ゲームブックで印象に残る食べ物は?」と聞かれれば、このお粥と鈴木直人作品に登場する“バグラネズミのミンチ”、それとなぜか「死の罠の地下迷宮」に登場する忍者がもっていた“米の飯”が思い浮びます。 カジノのシーンですが、この世界のルーレットは確率的に割のいい賭けになっているので、繰り返し遊んでいると必ずもうけることができます。後でロケット砲などの高性能武器を購入するつもりならここで稼いでおきたいところです。 もうけを考えなければ、美人のキョーコさんが相手をしてくれるカードゲームの方が楽しいのですけど。 今回のプレイでは成功しませんでしたが、もっとも倍率の高い賭けに勝つと大金をせしめることができたうえ、カジノのオーナーとブラックジャックで勝負する特殊イベントが発生します。本物のトランプを使って遊んでいるとなかなか当たらないですが、ページの端に印刷してあるトランプの模様を代用して遊んでいる時は確率が良くなるようです。
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