冒険記録日誌
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| 2004年08月12日(木) |
スーパーブラックオニキス(鈴木直人/創元推理文庫) その1 |
(ネタバレ全開ですので、プレイ予定の人は読まないで下さい。この本は創土社より復刊予定となっています)
最後にこの作品で遊んだのは、10年以上前のこと。記憶がところどころ抜けているので、再プレイには丁度良い頃合だろうと思い、再挑戦してみることにした。ちなみにプレイしている場所は奥様の実家だったりする。(汗) さて、ゲームを始める前に準備に取り掛かる。筆箱に常時携帯しているサイコロとボールペンはともかく、メモする紙が無い。新聞紙の折込広告を調べるが裏面が白紙のものがなかった。結局、余白が多い参院選選挙のチラシを発見したのでこれを利用することにする。サイコロを振って候補者の顔写真と選挙公約の隙間に主人公(テンペスト)の能力を記入していった。 さあ、ゲームを始めよう。
<9月30日>
テンペスト 原戦力ポイント 6 武器ポイント 0 攻撃力 6 原防御力ポイント 4 防具ポイント 0 防御力 4 原体力ポイント 10 体力 2
金貨 20枚 所持品 コンパス
秘宝スーパー・ブラックオニキスが眠るウツロの街に、裸同然の格好でたどりついた赤毛のテンペスト。昔は宝目当ての冒険者を歓待していた街だが、現司法官のマサイヤは黒騎士をつかって冒険者に厳しい統治をしているらしい。 街に入るとほどなく賭け事に興じる街の住民達が見えた。懐かしい。初めてプレイした時は、ここでトラブルをおこしていきなり黒騎士にとっ捕まって、砂漠に生えた赤いトウモロコシになったっけ。 今回は住民を無視して病院に向かう。メスロンのような医者(イラストがないのが残念!)に診察してもらうが、特異体質といわれただけで、体力が増えるわけではない。 続いて質屋、酒場などは素通りして、先に進む。まずは一通り足をのばしてウツロの街のマッピングを心がけた。 墓地に向かい、マサイヤの屋敷で黒騎士どもを相手に恐るべき“悪の十字架”の物語を語ったあとは、武器屋で武器ポイント2のナイフを購入。最後に宿屋に泊まって体力を回復させようかと考える。 しかし、宿屋に入る前に今回の原体力ポイントが10しかないことを思い出して方針転換。食堂に入るとパンと卵料理をガツガツと食べ、ワインで喉を潤す。食事はまずかったが、2食分食べると体力は完全に回復した。 よし、準備は整った。これからが冒険の始まりだ。
続く
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