冒険記録日誌
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2004年08月07日(土) ルパンゲームブックシリーズについて、ちょっと書き足しておく

 7月30日の日記に書いたTVスペシャルの“盗まれたルパン“の感想は、ルパンゲームブックと同じ基準に合わせて書いています。私は甘口な感想が多いですから、もしあなたがルパンゲームブックを読みたいと思ったら、★の数とか比較して参考にして下さいな。
 (えっと、つまり例えば“盗まれたルパン“が楽しめなかった人は、お気に入りの★が6つ以下とかの作品は、ある程度覚悟してから読んで下さいね、ということです)
 もっともルパン三世は、原作漫画やアニメからして、AからD級作品までが混在している状態です。その意味では、いろんなゲームブック作家が書いたルパンゲームブックシリーズそのものが、とってもルパンらしい企画だったなぁ、と思っています。

 それともう一つ。
 ヤフオクで“ゲームブック ルパン三世 黄金のデッド・チェイス[珍しい誤植版]”なるものが出品されていました。
 誤植版というのが気になって見てみたのですが、出品者の説明によると、この“黄金のデッド・チェイス”は、ルパン三世ゲームブックシリーズの第4巻のはずなのに、表紙等で間違って「5」と表記されていると紹介されていました。ちなみに第2刷以降では修正されているそうです。
 うーん。これはねぇ。誤植ではないと思うなぁ。
 だって表紙には、ただ「ゲームブックシリーズ5」と書いてあるだけだもの。
 今でこそルパン三世ゲームブックシリーズと書いたほうがわかりやすいけど、本当はこのシリーズはルパン専用ではなかったからね。実はホラー映画を原作にした“ガバリン”というゲームブックが間に入っているから“黄金のデッド・チェイス”は5番目で正しいのだ。だから第2刷以降で訂正されているというのは、「ルパンゲームブックシリーズ4」に改めただけなのだよ。
 などとうんちくを言いたかったのだけど、ヤフオクで教えてあげるわけにもいかないので、せめてここで書いておきます。悲しいマニアの性ですな。


山口プリン |HomePage

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