冒険記録日誌
DiaryINDEXpastwill


2004年07月31日(土) ソフトクリームの道(奥谷道草/白夜書房)

 パズル雑誌クロスワードランドの2004年9月号に載っているはみ出しゲームです。
 今月号は、愛しい彼氏(彼女)のためにソフトクリームを買ってくるというもの。
 大きな公園の中をアイスクリーム片手に、彼氏(彼女)の待っているベンチまで目指すわけですが、なぜか大勢の人達でごった返してしるので、必ずしもまっすぐに進めません。かくして迷路のようになった人ごみの中をウロウロすることになるわけです。
 公園にいる人達は誰もがTシャツ姿で、迷路のちょっとした目印になっています。Tシャツの柄は、トラのイラストだったり、矢印のイラストだったり、中世の剣のようなイラストのTシャツだったり、あげくには14という数字のデザインがついたTシャツ(ん?)まであって、なかなか華やかです。

 ちなみにこのゲームは時間制限つきです。11パラグラフを経過する前に、彼氏(彼女)の元に戻らないと、アイスクリームが溶けてしまうのです。一度移動するたびに10歩移動するらしいので、立ち止まらなくても110歩だけ歩くとアイスが溶ける計算ですな。始めから溶けかかっているんじゃないの?とつっこみたくなります。
 とにかくアイスが消えちゃったら、スタート地点のアイスクリーム屋まで戻って、買いなおさなくてはなりません。3回アイスが溶けたらゲームオーバーです。
 パラグラフを消費しなくても人と話している間にも溶けちゃうし、おまけに迷子の子供をつれて歩く羽目になるわと、大変です。

 しかし、一番大変というか問題なのは・・・・・・パラグラフ61。
 ここでいきなり主人公は500歩も歩いてしまうのです。絶対アイスが溶けちゃうじゃないかよ!
 と一瞬だけ思ったのですが、よくみるとなんと、パラグラフ61は先月号のはみ出しゲーム「ダイエット・クラブ」のと同じ文章だったのです。明らかに誤植です。
 おいおいおいおいおいおいおい。選択の移動先が間違っているようなバグなら読者側で捜して訂正することもできるけど、パラグラフが消えていちゃ、ちゃんと遊べないじゃないですか。せっかく面白そうな作品なのに駄目ですよぉ、クロスワードランドの編集部さん。
 まだクリアしていませんので、次号でちゃんと修正情報をのせてくださいね。


山口プリン |HomePage

My追加