冒険記録日誌
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| 2004年07月16日(金) |
ルパン三世6 Pファイルを奪え(上原尚子・山口宏/双葉文庫) |
「ルパン!盗んで欲しい物がある!!」俺―ルパン三世―に、土下座までしてそう頼んだのは、なんとあの、銭形の父っつあんだった。合衆国国防総省内のタカ派と日本政府の1部とで極秘裏に、莫大な金をつぎ込んで進められていた警官武装化計画―P計画!!俺は計画を阻止しようとする父っつあんと共に、研究開発の行なわれるナガタ・エレクトロニクスに潜入した。だがそこは最新防犯システムを装備した難攻不落の城塞だった。 (本書カバーより)
ルパンらしさ:★★★★★
ルパン&銭形という夢のコンビが実現する巻。(と言いつつも、アニメとかでもこのシュチェーションは時々見かけるなぁ) 主人公はルパンで、銭型と一緒に最新鋭の警備システムに守られたビルに侵入するところから話しが始まる。警備員に気づかれないように行動するため、ダストシュートの中を通るなど、隠密行動が主体でちょっと地味目。そのうえ警報機に反応して警報が鳴ると即ゲームオーバーというのは、ルパンにしては諦めが早すぎる気がするぞ。 ビルを脱出してからの後半部分は、一転してカーチェイスなどアクションシーンの連続でテンポが良い。
ゲームの完成度:★★★★★
ルパンと銭型それぞれに体力ポイントのチェックがあるのだが、ゲーム中に二人が別行動をとることもなかったので、一つにまとめても良かったような気もする。最初にポイントを割り振るときには、バランスよく初期値を設定しないと、まずクリア不可能。 間違えると即バットエンドという選択肢が多いのに、判断するヒントが少ないのにはイライラ。もっとも、たまに銭形が助言をしてくれるのだが、大抵は反対の行動を選んだ方がうまく行くのでちょっと笑える。これが唯一の攻略法かな?
ヒロインの魅力:(該当者なし)
女性キャラは、チョイ役で不二子が登場するくらい。全体にルパンと銭形のとっつぁんしか目立っていないからなぁ。
お気に入り度:★★★★★★
銭形は好きなキャラなので期待していたのだが、ゲーム中は大人しくルパンについて来るだけだった。銭形の見せ場がないわけではないけど、活躍シーンが少なくて寂しい限り。 そういう不満点さえ気にしなければ、普通に遊べる作品。
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