冒険記録日誌
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| 2004年06月11日(金) |
角笛城の反乱(ケビン・バレット&ソール・ピーターズ/ボビージャパン) その4 |
(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)
私のカンは当たった! 兵舎に潜んでいた曇り族の男が襲いかかってくる。 剣で応戦して男を切り伏せ、その顔を改めて覗き込む。失望したことに、ヘルルフと一緒にいた男とは違う奴だ。 切っ先を男の喉に当て問い詰める。 「どうやって峡谷に入り込んだ。言え!」 「しゃ、斜面の・・・お前達の大事な城の・・・すぐ上・・・こ、殺さないで・・・」 男は途切れ途切れに声を振り絞って答えたが、すでに致命傷を負っており、まもなく生き絶えた。 敵とは言え、あまりいい気持ちはしない。だが秘密の通路が斜面のどこかにあることはこれで判明したわけだ。
さらに斜面を進むと曇り族の男と思われる足跡を発見した。 そのまま最新の注意を払って探索していると、人影を発見した。 見つけた!今度こそあの男だ! 男は見られているとも知らずに、黒苺の茂みの下を腹ばいに潜っていく。 見つけていなければ、大の大人が通る道とはとても気付かなかっただろう。 そのまま様子を見ていると男は大岩の前まで進み姿を消した。
秘密の抜け道を発見したからには、一度城に戻って報告に戻るべきかもしれない。 一人で敵が何人いるとも知れない抜け道に入るのは危険に思われた。 またヘルルフの動向も気になるところだが・・・・・・。 それでも私は、黒苺のトゲに引っ掛かれながらも、男を追って前進を続ける道を選んでいた。
続く
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