冒険記録日誌
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2004年04月24日(土) サソリ沼の迷路(スティーブ・ジャクソン/社会思想社) その4

三人目の冒険者
技術点11
体力点18
運点10

今回はなかなか強い冒険者が出来上がった。
セレイターの依頼は少し飽きたので、今度は謎めいたプームチャッカーという魔法使いの依頼を受けることにした。ちなみに本当はプームチャッカーは魔法使いでもなんでもない。実際にプレイすればすぐにわかることだが、正体は魔法の品々を扱う裕福な商人なのだ。
彼の依頼とは、北にあるウィロウベンドという町へ至るサソリ沼の地図を作って欲しいというもの。それがあればサソリ沼を通って交易が出来るようになり、運搬時間を大幅に節約できるというのだ。さすが商人、目のつけどころが違う。
彼は魔法使いではないが、代わりに魔法の力のある石を5つ提供してくれる。
「私は気前がいいからな」とプームチャッカーは言うが、セレイターよりもらえる魔法が一つ少ない。おまけに中立の魔法の中からしか選べない。さすがは商人、せこすぎるぞ。
ぶつぶつ思いながらも、技術回復・体力増強・体力増強・体力増強・開運を選択して、サソリ沼へと出発する。

恐ろしい噂があるという割に、サソリ沼には戦闘力の高い強敵がいない。
技術点11だと、技術点が減るようなトラブルがないかぎりは、ほぼ無敵に近い状態なのだ。
思ったとおり、体力増強の魔法を一度使用しただけで、危なげなくウィロウベンドの町へ到達した。この時点で、サソリ沼の地図も大体のところまで完成。
魔法も沢山残っているし帰り道も楽勝だろう。
そう思いながら、意気揚揚ときた道を戻り始めるが、そこまでサソリ沼は甘くなかったようだ。
まず、行きのときに通過した“クモのあるじ”のいた広場が、大火事で二度目の通行が不能になることを知っていたので、途中から違う道をたどる。
すると広場でサンドイッチを食べている男がいた。無視して通り抜けようとしたら、後ろから頭をガツン!と殴られ・・・・・・気が付くと所持品が全部なくなっていたのだ。
体力が回復できなくなり、状況は一転してピンチ。
とにかく急いで帰ろうとするものの、また剣の木に襲い掛かられて死亡。
油断大敵であった。

続く


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