冒険記録日誌
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2004年04月22日(木) サソリ沼の迷路(スティーブ・ジャクソン/社会思想社) その2

「サソリ沼の迷路」の特徴は双方向システムだけではない。実はオープニング時点では、主人公はまだ冒険の目的がないのだ。
冒険が始まるとほどなく、町に住む3人の魔法使いのうち、誰かの依頼を受けることになる。主人公は依頼を受ける代償に、サソリ沼での冒険に役に立つ魔法の力をいくつか授けてくれる。
3人の魔法使いは、善・中立・悪の3タイプの人間に分かれている。それぞれ冒険の目的も違うし、主人公が授かる魔法の内容も違う。一冊で全く違う冒険が3つ楽しめるわけだ。
さて、前書きはこれくらいにして、サイコロを振って冒険者の能力を決定しよう。
コロコローーーっと。

一人目の冒険者
技術点7
体力点19
運点10

技術点7かぁ。戦闘がかなり厳しくなりそうだが、それでもクリアできる可能性はある。
続いて冒険の舞台であるサソリ沼に向かう前に、冒険の目的を決めなくてはならない。
ここでは、善の魔法使いセレイターの依頼を受けることにした。過去の記憶からこの依頼がもっとも難易度が低かったように思うからだ。(おまけに選択肢しだいでは、セレイターの依頼を受ける場合のみ原運点が2点あがることがある)
依頼内容は「サソリ沼の奥地に育つアンセリカという木を探し出し、その実を持ち帰る」だ。
セレイターから善と中立の魔法リストの中から、6つの呪文を選ぶように言われたので、技術回復・体力増強・開運・友情・繁茂・祝福を選択した。

そしていよいよサソリ沼に進入を開始。さっそく熊や沼怪獣などサソリ沼に生息する怪物達と戦って勝利してゆく。
だが思ったより、体力の消耗が激しい。治療のために“体力増強”の術を使うが、完全回復とはならなかった。
最後は剣を振りかざす木々に囲まれて、戦闘で死亡した。
あっけなかったが、久しぶりのプレイではこんなものか。

続く


山口プリン |HomePage

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