冒険記録日誌
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| 2004年04月18日(日) |
「謎のスペシャル占い」奥義!(奥谷道草/白夜書房) |
「謎のスペシャル占い」奥義!とは、クロスワード・ランド2004年3月号に載っていた、はみ出しゲームのタイトルです。 世間では既にクロスワード・ランド4月号すら発売されていて今更ですが、この冒険記録日誌は常にマイペースなのです。気にしないように。
今回のあなたは、ビルの最上階に行きました。そのフロア全体が占い師の館となっており、たくさんの占い師と、悩めるお客さん達でいつもごった返しているのです。あなたはこのフロアに噂に聞く幻の「スペシャルで究極な占い」をうけることが出来るのでしょうか。というお話し。 ゲームとしては迷路のようなフロアをさ迷い、あちらこちらで商売をしている普通の占い師達に、「スペシャルで究極な占い」をうけるためのヒントを聞きつつ、捜索するのが基本です。中にはお客さんが大勢並んでいてヒントが聞けない占い師もいますが、通路の反対側から出直すとなぜかお店がガラガラになっている仕掛けもあり。ゲームブックならではの小技が今回も効いていますね。
ところで今回も「地図を書きながら進めることをお勧めします」と冒頭にあるのですが、これが曲者でした。 今回は通路がクネクネ曲がっているうえに距離感の記述がないので、マッピングが非常に難しくて大混乱してしまったのです。 結局、途中からマッピングなしでプレイをしたのですが、迷路といっても立ち止まる地点が少なかったので、案外この方が簡単にクリアできました。 謎解きも適度な難易度で楽しめたと思います。 しかし、占い師達のコメントがどれも占い師というより、詐欺師のようにインチキ臭い気がしていたのですが、エンディングでも見事に煙に巻かれてしまうような内容でしたね。さすが奥谷マジックです。(誉めているのか?)
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