冒険記録日誌
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| 2003年12月26日(金) |
ブラッドソード1 勝利の紋章を奪え!(デイヴ・モリス オリバ−・ジョンソン/富士見書房) その8 |
(ここから先はネタバレ満載です。ブラッドソードをプレイ予定の方は読まないで下さい)
巻物の部屋から出て程なく、2人は地下闘技場にたどり着き、そこでクレフという男にゲームを挑まれた。 「お前の勝ちだ。これまでに、このゲームでわしを負かしたものはなかった」 ほどなく彼はバーガンに、にが笑いを向けてそう言った。 そして氷の宝石と八角形のプリズムを渡してくれた。クレフの呪文によって2人は床下に沈んでいく。
ついた先は地下に広がる巨大な空間だった。中央の火山口から熱風が吹き上げ、遠くに神殿が見えた。 しばらくその壮観な大パノラマに見とれていた。すごい光景だ。 空を飛ぶいやらしいダージ達が襲ってきた。体力の消耗は避けたかったので、さっきの氷の宝石の魔力と引き換えに追い払う。 きっとゴールは神殿の先にあるのだろうが、深い谷が行く手をさえぎっている。そこには2本の橋がかかっていた。 神殿を見ると汚らしい魔女達がだらしなく寝そべったり、こちらを見て騒ぎ立てているのに気づく。 天井近くのガーゴイルの彫刻から声が漏れた。 「おまえが最も恐れるものに立ち向かえ。あるいはより恐れぬものと対決せよ」 意味深な言葉だ。どちらにせよ橋を渡るしかないようだが、さてどうしたものか。
******************************************* 実はクレフとのゲームでは最も正しい選択をすると、一瞬で勝つことができるのです。 それにも関わらず、他の選択肢を選んだ場合でも単純に失敗とはせず、相当のパラグラフ数を使用してゲームの勝敗がキチンと付くようにしています。 どんな選択誌の先でも、安易にゲームオーバーにしたり、手を抜いたりせずに最後まで書き込んでいるところが、ブラッドソードシリーズのすごいところです。
続く
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