冒険記録日誌
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| 2003年12月25日(木) |
ブラッドソード1 勝利の紋章を奪え!(デイヴ・モリス オリバ−・ジョンソン/富士見書房) その7 |
(ここから先はネタバレ満載です。ブラッドソードをプレイ予定の方は読まないで下さい)
次の部屋に入ると、黒装束の男達の死体があった。さっきの蛮族達が戦った跡だろう。 持ち物をさぐるが手裏剣しかない。使いこなせないので投げ捨てる。 部屋をしつこく捜索したあげく、バーガンは金の指輪を見つけ出した。4回だけ戦闘中に防御力を増やす効力があるようだ。 この部屋は行き止まりだったので、別の道を進むことにした。
道の途中で妙に気になる扉を見つける。 バーガンが調べるとふっと感覚が狂い、気がつくと1人で小さな小部屋にいた。 どうやら魔術が働いているようだ。 部屋の中には巻物が散らばっていた。巻物を調べて見て、バーガンは感嘆のため息をついた。これらは全て魔法の巻物ではないか。 あれこれ悩んだ末、素早く戦闘から脱出できる巻物を1本と治癒の巻物を3本ばかり持っていくことにする。 未来を予知する巻物や、時間を戻して戦闘をやり直せる巻物(これがあれば先程の悲劇は避けられただろうに)も欲しいが、荷物の量には限界がある。恨めしい事だ。
入ってきた時と同じように魔法の力が働き、元の位置へ帰った。 そこではリー・チェンが心配そうに待っていた。 彼はバーガンが無事に帰ったことを喜んだが、魔法の巻物を見せたとたん「弓矢を捨てれば、もっと持って来れたのに」とぶつくさ言いだした。
******************************************* 小部屋の巻物の中に「能力調整の巻物」というのがあったが、これは反則な気がするので選ばなかった。 戦闘力・精神力・機敏度・生命力の能力値を、巻物1本につき1点だけ自由に移動させられるという効果なのだが、この巻物を複数使用するとゲームバランスを崩しかねない強さを得ることができると思う。 極端なことをいえば、魔術師の精神力を上げるのに巻物を5・6本使用すれば、精神力14くらいの凶悪な大魔術師が誕生するのだ。魔術師にとって、これはレベル20以上の実力だろう。 もちろん実際にそうするかは、読者の好みの問題なのだが。
続く
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