冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
| 2003年12月15日(月) |
運命の赤い糸(奥谷道草/白夜書房) |
1999年4月号のクロスワードランドに掲載されたはみ出しゲーム。
「運命の恋人より」という匿名のカードとともに、あなたにキャンディが送られてきました。 気が付くと、カードからは赤い糸がのびていたのです。あなたは運命の恋人を探すために赤い糸を辿って町を歩きだします。
こんなスタートなのですが、なんだかメルヘンチックなお話しですね。なんだかおもはゆい気分になります。 しかし浮かれているばかりでは、運命の相手にめぐりあえません。 それにこの赤い糸は、他人の赤い糸と、何度もこんがらがっていているので、町の交差点に来るたびに、どっちが自分の赤い糸か頭を悩ませることになります。 適当に辿っていくと、いずれかの異性に辿りつくのですが、本当に自分の運命の人なのかは、簡単にはわかりません。2度も相手を間違えると、赤い糸がプツンと切れてしまいます。 運命の相手を発見するためには、赤い糸が描く道をマッピングしてから、頭を捻らないと発見できないでしょう。私も地図なしでクリアはちょっと無理でした。
それから今回は、男性と女性の主人公がそれぞれ用意されています。なんと二倍楽しむことができるわけですね。すごい!万歳です!
<今回のバク報告コーナー♪> “男性”を選んでスタートしたとき、まずパラグラフ16でカードの中身を読んでからパラグラフ29へ進めと指示されているのですが、29では「あなたが女性なら──37へ。男性なら──ふりだしの16へ」と書かれていること。 つまり男性は永遠に運命の相手にめぐり合えません。 奥谷様。しょっぱなからバクっとるのは勘弁してください。
他には、 ・パラグラフ60の「西へ進む──34へ」が「東へ進む──34へ」の間違い。 ・パラグラフ32で「北へ進む──62へ」を選ぶと、62でいきなり湖の中で溺れてしまう。 この号は他にもバグが結構ありそうな感じです。
|