冒険記録日誌
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2003年10月21日(火) 山口プリン、フリーマーケットで出店する その3

周囲の喧騒をよそに、ひっそりと佇むゲームブックを入れた箱。
うーむ。元々たいして売れるとは思わなかったが、一冊も売れないのは悲しい。
せめて「ゲームブック懐かしぃ」とか反応する人が、何人かくると思っていたのだがなぁ。
宣伝文を画用紙に書いて、箱に貼り付けてみた。

───懐かしのゲームブック。自分が主人公の本です!───

反応なし。無情に通り過ぎる人々。
今までにゲームブックを物色した人は、25歳くらいの女性が、富士見文庫のゲームブックを覗いた一度だけ。(TRPGファンだったのだろうか?)
しからばと、作戦をかえて小学生をターゲットにすることにした。
すなわち双葉文庫のゲームブックを一番目立つところに置いたのだ。
すると、マリオの表紙に惹かれて子供が何人かやってきた。
やったぞ、作戦成功!

しかし、パラパラと本をめくった子供たちは、「ちぇ、攻略本じゃないじゃん」と言ってまた離れていった。
・・・・・・・・・。

続く


山口プリン |HomePage

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