冒険記録日誌
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| 2003年10月20日(月) |
山口プリン、フリーマーケットで出店する その2 |
時間も9時半となって、ぼちぼちお客さんが物色にやってきた。 西日本最大のフリマといえども、品揃えは普通のフリマと同じで、古着などを売っている店が大半だ。 私のようにCDなどを出品している個人は意外と少ない。 そのおかげか、割と足を止めて商品を見てくれる人が多かった。 「このバイオハザードは、1作目なの?」 「そうっす。これはディレクターズカット版で、2の体験版もついているから貴重ですよ」 「面白い?」 「そりゃもう。私も面白いから通常版の方は売らずに保管するつもりなんですよ」 「じゃあ、もらおうか」 とか、 「お勧めのアクションゲームはない?」 「ウンジャラマミーなんかどうです。音楽に合わせて踊る奴」 「それはちょっと苦手かも。クラッシュバンデグーみたいな奴がいいな」 「うーん。そっくりなのはないけど、この影牢なんかどう?屋敷に落とし穴とか、罠を設置して敵を倒すゲーム」 「あ、面白そう。それを買うよ」 「まいどー」 とか、 「まいどあり、CD2枚ですか?4枚なら千円にしときますよ。あっ、そうしますか?ありがとねー」 とか、開始から2時間の間に、順調にゲームソフトや音楽CDは売れていった。 しかしゲームブックを入れて展示している箱は、時に忘れられたように静かにたたずんでいた。
続く
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