冒険記録日誌
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2003年10月12日(日) 超時空パイレーツ おみそれ3人組の冒険(樋口明雄/双葉文庫) その5

(ネタバレ注意!この作品をまだプレイしていない方は読まないで下さい。脱力して腰が抜けます)


ワアアアアアアァァァァァァァァ!
と、ワープした先はなぜか花見の会場だった。
サラリーマンが一気飲みする姿や、「農協」と書いた旗の傍で踊る人の姿などが、あちこちに見られ、みんなてんで勝手に騒いでいる。
「ギャハハハハハ!」
「それいっき、いっき、いっき」
俺達は呆然とその光景を眺めた。なぜならそれは見渡す限り同じ光景のもので、延々と続いているように見えたからだ。
「なんじゃあ、この世界は」
「考えるな、ここは俺達の(以下略)」
そのうち酔っ払いにからまれたりする。
「お兄ちゃん達も飲みなさいよぉ」
「いや、我々は未成年だし」
すると社長らしき、おっさんがすっくと立ち上がって叫んだ。
「なにおぉ、我が社を愚弄する気か。社員達よ、あいつらを取り押さえろ。失敗すれば夏のボーナスはないと思え!」
いきなり戦闘。俺達は飛び掛かるサラリーマン達を相手に、バックドロップ、レインボーキック、電気あんまで全員を撃退する。
最後に残った社長はガタガタと震えながら、ナイトランドへ行く手がかりを教えてくれた。
そうこうする内にまた例の感覚が始まった。
ワープ!

*補足*
ちなみにこのワープの行き先は6箇所あり、毎回唐突にどこかの世界へランダムに移動するシステムになっている。
つまり俺達は(その出発点の世界を含め)7つの世界を何度も飛びまわってナイトランドへの道を、探さなければならないわけだ。まったく、面倒くさい話しである。

続く


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