冒険記録日誌
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| 2003年08月17日(日) |
山口プリン大阪へ行く (中編) |
そろそろいいだろう。私はゲームブック界の重鎮に向かって話しをきりだした。 「ゲームブック関連で大きな動きというのは、携帯ソーサリーの事なのか?」 きっと大きな動きというのはこれのことだったのだろう。 既にあのサイトにはもう一つの衝撃情報「ドラゴンファンタジーの復刊」の事とは違うと書かれている。 とすれば、その後また某サイトに登場したこの(携帯電話でソーサリーが遊べるようになる企画が進行中という)情報のことしか残っていないではないか。 だが、私は彼の顔が嘲笑うかのように変化していくのを見た。 「携帯ソーサリーの事だなんて誰も言ってないですやん」 くっ、違ったか。では「火吹き山の魔法使い」と「バルサスの要塞」が創土社以外で出版されることか?その出版社がどこなのか知っているのか? 「いやいや。あの御方がおっしゃることだからね」 ニヤニヤと笑い、彼はひたすら明言を避けた。 なんだ?これも違うのか?そしてあの御方とは?わからん。 いや、待てよ。 「あの御方とはフーゴハルだな。それなら私も彼からのメールで多少聞いたことがある」 完全なはったりだ。気のせいか、この攻撃には重鎮の顔がわずかに歪んだ気がした。 「いやー、どうかなぁ」 怪しい。しかし彼はそれでも情報を出そうとしなかった。 結局聞き出せたのは、 ・背後にあの御方という大物が絡んでいること。 ・大きな動きはドラゴンファンタジーの復刊や、「火吹き山の魔法使い」と「バルサスの要塞」が創土社以外で出版される事件を超えないまでも、それに匹敵する大事件ということ。 この2点だけだった。いったい、他にどんな事件がおこり得るというのだ。 私の乏しい情報の中から多少は予想するところもあるが、想像の域でしかない。 機会をみて、引き続き情報収集に努めたい。 このあたりでこの話しは一旦打ち切られ、一般ゲームブックの話題へと移っていく。
後編に続く
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