冒険記録日誌
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2003年08月10日(日) 運命の巻物(リンダ・ロウェリー作/世界文化社) その7

<ゲームブック愛の物語 ─真実─>
やがてあなたたち3人は、緑竜の前にやってきました。
しかし、緑竜といっても想像していたより小さく、大きなトカゲといったところに見えました。
「緑竜といっても、まだほんのガキじゃからな。わしがうまくあしらおう。おぬしらは邪魔にならんように後ろにひっこんでおれ」
ワルデマールはそう言うと、ズカズカと緑竜の前に立ちました。
すると恐ろしいことに、竜は目の前でみるみる大きくなっていったのです。
爪は剣のように鋭くなり、ギザギザの歯を揺らしながら竜は吠えました。
「まだ俺がガキだと思っていたのか。馬鹿め、体の大きさを変えられることを知らなかったのか?」
巨大な腕が一閃すると、ワルデマールは床に倒れて延びてしまいました。

今度はショーが動いて竜の気をそらします。
その間にあなたは選んだ魔法で竜を攻撃しました。
竜が苦しみながら息を吸い込みました。
「早く逃げるのよ!」
あなたは走り出して逃げ出し、後に気絶したワルデマールを背に担いだショーが続きます。
竜が毒ガスのブレスを吐きました。ガスは2人の背後に迫ってきます。
そのときショーが振り返って松明を投げました。
すると竜の周囲が爆発しました。毒ガスに火が引火したのです。
こうしてあなたたちは、ついに魔法の洞窟にたどり着いたのでした。

魔法の洞窟であなたが見たもの。
ギャレンデール王家のメッセージと金の王笏でした。
それはあなたがギャレンデールの王女であったという証拠だったのです。


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まあ、びっくり!
実はミアリーさんはお姫さまでした。いやあ、あまりの予想外の展開におどろきました。
その他にも自分の吐いた息が爆発して自滅するドラゴンなど、見所はいっぱいですね。


山口プリン |HomePage

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