冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
| 2003年06月09日(月) |
電脳破壊作戦(R・ウォーターフィールド/社会思想社) その2 |
(ネタバレ注意。この作品をプレイ予定の人は、読まないようにして下さい)
一人目の君
技術点8 体力点22 運点8
極秘任務を帯びた私は、商人に扮して地球を飛び立った。 最初に降り立ったのは惑星トロポス。 環境は地球に近いが、植民者した最初の惑星だからか、地球では廃れた文化やファッションが残るレトロチックな星として知られていた。 ここのレジスタンス組織のボス“べラトリックス”に会うのが第一の目的だ。 宇宙港から出た私は、無人タクシー(当然のようにタクシー内には監視カメラが設置されている)をつかまえる。 “べラトリックス”の潜伏する店の情報はあるが、それをアルカディア人に気づかれる危険は冒せない。目立たないよう、ひとまず人間用にあてがわれたホテルに移動した。
到着したホテルは、廃屋同然の薄汚れた建物だった。アルカディア人の警備兵が入り口を見張っている。壁には「要注意。街へ車を乗り入れることはできない。違反者は処刑される」と書かれてあった。 げんなりしながらフロントに向かうと、アルカディア人の係員が眠りこけていた。しかし、少々様子がおかしい。私は調べてみた。 フロント係は死んでいた。 「殺人だ!」 入り口にいた、アルカディア人の警備兵が私に襲ってきた。 「違う!俺じゃない」 あわてて弁明したが、奴らは聞く耳をもたない様子だった。必死に応戦したが、奴らの攻撃の前に私は死んでしまった。
続く
|