冒険記録日誌
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| 2003年06月08日(日) |
電脳破壊作戦(R・ウォーターフィールド/社会思想社) その1 |
今月は創元推理文庫特集をしようと思ってましたけど気が変わりました。久しぶりにFFシリーズをネタにしようかと思います。 ただ今回取り上げる「電脳破壊作戦」は、まだプレイしたことがない作品なのです。 本書の冒険の舞台は宇宙。つまりSFものです。 最初に世界の歴史と背景の説明がありますが、ちょっと要約してみますと ******************************************* 遠い未来。人類は地球から宇宙へと進出し、2453年には地球以外に3つの惑星を住処とするようになっていた。そして新たに見つけた4番目の惑星「アルカディオン」。だがその惑星の雲の下には・・・。 人類と異星人との戦闘は12年間続き、もはや人類はアルカディア人の奴隷と成り下がっていた。今や人類を救う望みは、アルカディオンにある女王コンピューターを破壊すること。それに成功すれば、知識の中枢を失ったアルカディア人は、女王蜂を失った蜂の巣のように大混乱をおこすだろう。 この重大すぎる任務を担った者。それが君だ。 まず君は各惑星を渡り歩き、それぞれに活動する反乱軍と連絡をとって、女王コンピューターに近づく情報を手に入れなければならない。そして人類を解放に導くのだ。 ******************************************* こんな感じかな。なかなか凝っています。 著者のR・ウォーターフィールドの印象はあまりないのですが、第2作目(本書は1作目)の「仮面の破壊者」を読んだ限りでは、丁寧な世界観の描写が素晴らしいと思う一方で、「おいおい、こんな行動するかよ」という選択誌を選ばないとクリア不可能な箇所があるという、ゲームとしては納得できない所もあったのですが、さてさてこの作品はどうでしょうか。
続く
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