冒険記録日誌
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2003年04月12日(土) 輝け!ゲームブック魔法使いコンテスト 「未来神話ジャーヴァス」

たけたろう「エントリーナンバー9番は、再び双葉ゲームブックから。未来神話ジャーヴァスのロイさんです」
山口プリン「未来神話ジャーヴァス!」
たけたろう「どうかしましたか?」
山口プリン「いやね。双葉ゲームブックでは、個人的に一番気に入っている作品なのですよ。ストーリー、キャラクター、ゲームバランス、どれをとっても秀逸なんですから」
たけたろう「ほー」
山口プリン「なにせ“眠れる竜ラヴァンス”よりも先に、ドラゴンに乗っての空中戦という格好良いシーンも実現していましたからね。クソゲー扱いされている本家のファミコン版より遥かに出来が良いという、双葉では希有な存在ですよ」
たけたろう「これは期待がもてそうです。それでは審査結果をどうぞ!」

名声点:★
芸術点:★★★
呪文数:★(7種類)
戦闘力:★★★
便利度:★

たけたろう「あれ?前振りの割に、いったいこれはどういうことですか。最低得点が3つも出ましたよ」
山口プリン「便利度については、元々ファミコンのRPGが原作ですからある程度しょうがないです。見えない敵が見えるようになる“トランジ”と、体力を回復する“クルスク”以外は戦闘にしか使えない魔法ばかりですから」
たけたろう「しかし、その戦闘力も今一歩ですが」
山口プリン「確かに最初はもっと評価するつもりだったのですけどね。ロイの魔法は予め使用回数が決まっているシステムでして、基本的に冒険中は魔法の力が回復しないのですよ。それで、よく考えたら今回の冒険は一年間も続く旅だったので、こんなに長期間回復しないのは魔法使いとしてチト厳しいぞ、と思い直しました」
たけたろう「なるほど。ただそれにしても、ゲームバランスが優れているなら、芸術点はもっとあげても良いのではないですか?」
山口プリン「ロイって大魔術師の弟子ではあるのですが、魔法使いというより戦士のイメージなのですね。今回は魔法使いコンテストなので、辛口で評価してみました」
たけたろう「それじゃあ、今回のコンテストの出場自体が間違いじゃありませんか!」
山口プリン「いいじゃないですか。好きなゲームブックを紹介したかっただけなんだから」


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