冒険記録日誌
DiaryINDEXpastwill


2003年04月04日(金) 輝け!ゲームブック魔法使いコンテスト 「イセンガルドの密偵」

たけたろう「続いてエントリーナンバー2番。イセンガルドの密偵からサルーマンのお弟子さんの登場です」
山口プリン「ソーサリーのあとは、いきなりマイナーゲームブックですな」
たけたろう「しかし原作はあの指輪物語ですからね。知名度は申し分ないと思いますよ」
山口プリン「サルーマンならともかく、弟子だからなぁ」
たけたろう「さあ、そうこう話すうちに審査結果の発表です。どうぞ!」

名声点:★
芸術点:★★
呪文数:★★
戦闘力:★★
便利度:★★

たけたろう「さすがにソーサリーにはかないませんね」
山口プリン「まあ主人公はまだ少年ですからね。使える15種類の呪文の中には、動物を味方にする“手なずけ”とか、選択肢の先を覗ける“予知”とか便利な魔法もありますが、基本的にどれも初級レベルのような弱い呪文ばかりです」
たけたろう「うーん、そうですか。しかし展開によってはサルーマンを倒すシーンもありますから、彼は案外強いのではないですか?」
山口プリン「倒すというより一時撤退させただけですよ。それですら絶望的に分の悪い勝負です。彼の実力でサルーマンに直接喧嘩を売るのはまだ1000年早い!」
たけたろう「厳しいですね」
山口プリン「それにこのゲームブックでは魔法がおまけ扱いですからね。戦闘中の防御力がアップする“たて”とか、サイコロを振りなおせる“幸運”など補助的な魔法が大半で、冒険中に魔法の使用シーンがほとんど描かれてないのが寂しいところです。例えば“自活”の魔法なんて“食事1回分と同じ効果”と説明されているだけなんですね。これを“空中からソーセージやチーズを取り出せる”とでも書くだけでも、イメージがグッと良くなると思うのですが」
たけたろう「コメントありがとうございました」


山口プリン |HomePage

My追加