冒険記録日誌
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2003年02月27日(木) アドベンチャラーズ・イン 1.5

先日、創元推理文庫の「炎の神殿」を読もうとしたら、本にアドベンチャラーズ・インの1.5号が挟まっていました。
昔手放していたから古本屋で買い直して、そのままにしていたから今まで気づかなかったなぁ。
知らない方に説明しますとアドベンチャラーズ・インとは、創元推理文庫のゲームブックに綴じ込みされている一枚紙で、読者からのお便りなどを紹介しているコミュニティスペースなのです。
全部で1号から20号(途中で1.5号と3.5号がある)と冊子になった2冊の特別号があります。今となってはゲームブック本体よりも入手は困難でしょう。
私はすでに全部持っているのですが、こうして見つかるとちょっと嬉しいですね。

この読者のコーナーに私が投稿したことはないのですが、当時は創元のゲームブックばかりやっていましたので(プレイした冊数でいけば双葉の方が多いけど)、久しぶりに読んでみると懐かしい気になります。
まだ1.5号だけあって読者のお便りはわずかしか掲載していませんが、TRPGやモンスターに関するエッセーや、ゲームブックレビューのコーナーがなかなか読ませまる内容です。この号のゲームブックレビューは、「ゼビウス」と「死の罠の地下迷宮」を取り上げていました。最初は他出版社作品の話題もあったのですね。
一番面白かったのは新刊予告。総項目数1000を誇る超大作登場と書かれています。「ネバーランドのリンゴ」のことですが、あのパラグラフの水増しとしか思えない第二部の凶悪な迷宮でも、“巨大な立体迷路まで用意されています”の文句に当時の読者は期待したのだろうなぁ。

それから他の古本にもアドベンチャラーズ・インがあるかなー、と思って調べたら「魔王の地下要塞」からゲームブックブーム当時でも見つからなかった“特別号1”が出てきました。
こんな貴重なものに気が付かなかったなんて、私がいかに購入したまま“ツン読”状態にしているゲームブックが多いかわかりますね。
自称現役ゲームブックファンとしては、恥ずかしいかぎりであります。いやはや・・・・・・。


山口プリン |HomePage

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