冒険記録日誌
DiaryINDEXpastwill


2002年05月25日(土) プロ野球ファミリースタジアム ナムコスターズの挑戦!(双葉文庫) その3

休息、練習、作戦会議の3つのメニューを組み立てて、一週間のトレーニングメニューを決めます。
作戦→特訓→特訓→特訓→特訓→特訓→休養
と選択しました。

*作戦会議中*
メジャーリーガーズのビデオを見せると、選手は夢中で見始める。
「こりゃすげぇや」「かっこい〜」
こらこら感心している場合か。
「この相手データ表を見るとうちなんてカスやな」
だからこそ特訓するんだろうが。
「あの〜このビデオだと、監督が調べたデータが違うような気がしまへんか」
「えっ?ほうほう、確かに」
「もしかして、これとこれが入れ違ってるかな」
「みんな、ちょっとビデオと照らし合わせて調べようか」
話し合う雰囲気になって、チームとしても形になってきたじゃないか。うむうむ。

*特訓開始*
さっそくハイテクの賜物、大リーグ養成機器を投入。
「宇宙戦争のX−3QOにそっくりでんな」
「こいつにメジャーリーガーズのデータを入力してピッチングさせる。いくぞ!」
大リーグ養成機器。投げました!
三振。三振。
全然当たらない。4番5番がこれかよ。あ〜バットを刀みたいに振りかざしてぇ。まったく。
そこで狙い玉を絞って戦うように指示。すると多少は、打ちかえす快音が聞こえてきた。
よし、さらに隠し玉を出そう。
「戦前に米チームからホームランをとった霊験あらたかなバットだぞ」
「なんや、単なる古い木製バットかいな」
「うるさい、うるさい。ハイテクと神通力の二本立てで勝負だ」
「なんやそれ」
それでも、何人かがこの木製バットに反応。
「拙者、開眼いたした」
ズカーーーン!!!特大ホームラン!!!!
まるで、いしいひさいちの「がんばれ!!タブチくん!!」のようなノリだ。

*そして休養*
よーし、みんなよくやった。明日はついにメジャーリーガーズとの対戦だぞ。
この間に監督たる俺は情報の最終整理をするが、前半の情報収集が足りなかったようで収穫はない。
まあいいさ。俺達は十分に強くなった。なんとかなるだろう。
みんな。やったろうやないか!

激烈試合篇へと続く。


山口プリン |HomePage

My追加