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みんみん



 沖縄行き:第5日目(ホテルにて)

朝はゆっくりと起きた。
朝ごはんは、和・洋・中ほかの選択肢があった。朝早くホテルを出発したホエールウォッチングの日(昨日)をのぞき、わたしたちは毎日同じフレンチレストランに入った。



−−−朝食のテーブル。テラスの向こうに海。



−−−舌ではありません。



午前中のすごしかた。
本当は2人揃ってフライフィッシングに挑戦する予定だった。しかし今日も波は高そうだったので、昨日の経験を鑑み、私はキャンセルすることにした。
行ってらっしゃいと送り出す。

船はだめでも車の運転は大丈夫だったので、出かけることにした。ホテルまでの道すがら、ちょっと気になっていたお店(ガラス製品のギャラリー+カフェ)があったので偵察に行こうと思った。

途中に気になるショーケースの店。



−−−山田商店

こんな感じのお店は多い。
中を覗いてみると、



−−−商品。
   揚げ物が中心らしい。おいなりさんやおにぎりなども。

お父さんが作り、お母さんが売り、家族が手伝う店。
ただ写真を撮って逃げるのも気が引けたのので、地元メーカーのさんぴん茶(ジャスミンティー。沖縄でよく飲まれている)のペットボトルを1本買ってみた。
ダンプカーの運ちゃんや軽四の家族連れがぽつぽつと入って買い物をしていた。

目的のお店は見つかった。しかしまだ開いていないようだったので、外からガラス越しに偵察した。
帰りは、旧道を通ったりしてみる。町なかの郵便局のポストから投函。



部屋で本を読んだりしているとぴょんちゃんが帰ってきた。
お昼はホテルの中の日本料理店にランチを食べに行った。

ぴょんちゃんの釣りはとても楽しかったようだ。
釣果の方は、フライでは結局釣れなかったそうだけれど、エサをつけたら1匹釣り上げることができたとか。それから、引き上げることこそ出来なかったものの、とっても大きな魚がひっかかったらしい。引き上げられなかったのは、道具に比して魚が大きすぎたから。
もともと定員5名くらいの小さなツアーだったが、今日の参加者はぴょんちゃん1名のみで、お兄さんにマンツーマンで教えてもらったそう。しかも“ship”もちょっと運転させてもらったとか(これはあんまり大っぴらに言っては、だな)。運転したり立っていたりすると酔わないらしい。

料理店の外の人工池では、本日挙式のカップルが記念撮影をしていた。
結婚式は一昨日にも1組あった。お式は、海を背にしたロビーに祭壇を作って行われる。一昨日は本当にお天気がよくて、ロケーションが映えていた。今日はちょっと曇り空で、それに風が強い。風に吹かれつつ記念撮影。



さっきひとりで行ってみた(偵察してみた)ガラス工房+カフェに2人で行ってみた。今度は開いていた。
いまふうなお店で、巻き貝のような形の小さな一輪ざしを2つ、おみやげに選んだ。それから自宅用に、ソーダ水みたいに気泡がたくさん入った小ぶりのグラスを2個と、注ぎ口がついてペンギンみたいな形の泡盛入れを買った。ゆうパックで送ってもらうことにする。



夕方からアロママッサージを予約していたので(女同士の旅っぽい)、それまで本を読んだり、お風呂に入ったり。
サロンの予約の都合で私が一足先に行く。問診票に記入。ただいま気になる症状などにチェックし、自分の好きな香りとも照らし合わせてマッサージしてもらうオイルを決めた。
アロマオイルで好きなのは、ラベンダーとかゼラニウムだけれど、実際に香りをかいでみると、なぜか今日はそれらの香りにはひかれず、ローズマリーのすがすがしい香りが気になった。問診票をみてサロンの人が勧めてくれたオイルもまたローズマリーで、へええ、と思う。アロマテラピーでは、その時その人が欲した香りに、すでにその人のコンディションを反映されていると聞いたことがあるが、本当なのかも知れない。漢方薬だって煎じているあの匂いからしてもうお薬なのだというではないか。
今回私は全身をマッサージしてもらったが、皮膚がものすごーく乾燥していると指摘される。お風呂から上がったら、ローションとかクリームでは追いつかないだろうから、オイルを塗ってください、と言われる。それからに水分を意識して摂るようにしてください、とも。それほどまでに乾燥しているのか。乾燥気味の肌だとは思っていたけれど。
私が終わったのと入れ違いにぴょんちゃんがやって来る。

部屋に帰ってきたぴょんちゃんからはローズのようなゼラニウムのような甘い香りが立ちのぼっていた。



夜はイタリア料理を食べた。昨日は飲んでいないお酒も飲む。
食事をしているとガラス窓越しに白黒猫が歩いていくのが見えた。

2003年02月23日(日)
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