小学校から不登校になり、14歳からインドに暮らして、本のデザイナーになった人の話。
両親が自由すぎる。 「学校? 行かなくていいよ」「インドに住みたい? 家族で移り住もっか」って。
凄く面白いけど、真似しようと思ってもできないな。 20歳で個展開いて、絵を全部売り切るとか、凄すぎる。 何年も勉強して、東京の美大に行ったって、売れっ子デザイナーになれる人なんて僅かなのにさ。
昔の学校の先生は、差別的なこと平気で言うなぁ。 (といっても、著者は私と3歳差だけど)
「このままでは将来結婚できないし、乞食になる」って。 アレルギーなのに、牛乳飲まそうとしたり。
今の方が不登校は多いけど、昭和の学校の方が、通いたくない要素満載。 ここは刑務所か。
本のデザインが、どういう打ち合わせの元、生まれていくかという話も面白い。 黒い本は売れないとか。
帯を依頼しまくった中、 谷川俊太郎さんだけが返事くれたという話も、いいですね。
京都に移り住むと言ったら、友人が 「よそ者は意地悪されるぞ。やめておけ!」 と必死で止めた話に笑ってしまった。
京都はそこまでイケズじゃないよ!
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