夫婦殺害事件の犯人が、整形し逃亡して1年。
漁師町の父娘の前に現れた男。 沖縄に夜逃げした母子と知り合ったバックパッカー。 ゲイのサラリーマン宅に転がり込んだ居候男。
経歴不明の三人は、それぞれ犯人に似ていて…という話。
優馬は大企業勤務で、兄と兄嫁にも理解されてて「ゲイライフ楽しんでまーす」という顔をしているのに、色々鬱屈している。 優馬が母子家庭で子供の頃、新聞配達してたって話を聞いて、直人が「かわいそう」とは言わず「優馬のお母さんは楽しそうに話してた」って言うところが好き。 直人は、優馬の母の見舞いに行ったり、よくできた彼氏だ。 このまま幸せに暮らして欲しいけど…下巻読むの怖い。
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