「バイアウト」
「ハゲタカ」シリーズ2作目で、ドラマ3〜4話の原作にあたります。 シリーズ中、今作が一番面白かったです。
大企業・曙電機を買収しようとする、アメリカの軍産ファンドに、鷲津たちが立ち向かう話。 ドラマでは、鷲津と芝野だけでアメリカの軍需産業に立ち向うなんて、ただで済まないのでは? と思っていたのですが、原作ではアランの両親(有力弁護士)に強力を扇いでたので、納得。 買収の顛末は、原作の方が面白かったですね。
大企業の、殿様商売&ぬるま湯っぷりの描写が上手かった。 仕事をなめきって、浮気もしまくりのサラリーマンが、最後リストラ&離婚されるのも痛快。
曙電機に対抗する、新興優良企業「シャイン」の滝本会長は好感持てました。会社想いなところが。 でも、それ故に無理な買収をしかけて窮地に追い込まれたことを、鷲津に指摘されてましたね。 良い経営者の条件って難しいんだなぁ。
芝野さんが、卑劣なやり方で若い社長を辞めさせた会長に「会社をダメにしたのはお前だ!」と怒鳴り込むシーン、格好良かった。
ホライズンを首になって、自暴自棄になった鷲津の元に、元同僚がホライズンを辞めて大勢駆けつけるところ、良いシーンでしたね。
芝野さんは、鷲津を「大嫌いだ。憎んでいる」と言ってる割に、いざという時には一番頼りにしてる感じで、いいなぁ(笑)
----------------------- 「レッドゾーン」
「ハゲタカ」シリーズ3作目で、映画の原作にあたります。 中国の国家ファンドが、日本の自動車メーカーを買収しようとする話。
アランの死の顛末も分かりますが、いまいちだったかなぁ。 芝野さんが再生中の、町工場がどうなったのか、知りたかったよー。
アカマ自動車・前社長の甥っ子のアホっぷりは、サンデートイズ息子を思い出す(笑) 「怒り方までワンパターン」とまで言われてて、ちょっと可哀相になった。 ハゲタカに出てくる創業者一族って、貴子さんを除いてダメ人間ばっかりですね(^^;
鷲津が、怒りのあまり携帯を投げそうになって「人の携帯だ」と思いとどまるシーン。 ドラマ版では、思いっきりアランの携帯投げつけてたのを思い出して、笑いました。
「アカマの内蔵助」大内さんが良かった。技術畑出身で、実直な社長の片腕。 社長に対して対等に意見を言って、社長も「成さん」って呼んで頼りにしてるし。
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