庶民の主人公の元へ、超お金持ちお坊っちゃまが、押しかけ女房する話です。 電車の中で、爆笑をこらえて、顔が変になってしまいました(^^; 怒濤のようなセリフの応酬! 会話劇を見てるような気分でした。
世間知らずのお坊っちゃまは、主人公のことを博識だと尊敬しているのですが、主人公が、それが勘違いだと説明しようと「俺の知ってることなんて、伊藤家の食卓を見れば分かることなんだよ!」と言うセリフに笑いました。 あと、お坊っちゃまの兄達に、「弟にボロを着せた!」と怒られて、「おニューのユニクロなのに…」と思うところとか。細かいセリフが面白すぎる。 ありえない! ってくらいの金持ち一家と、庶民のギャップが、可笑しいです。
書き下ろしの、主人公の同僚と、おぼっちゃまの兄の話も面白かったです。しかし、佐川先生は、いつの間にお兄さんを好きになったんだろう? 作中で佐川先生が作ってた、ベイクドアップルがとても美味しそうでした。作ってみたい。
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