「天国が落ちてくる」全3巻(高遠琉加)を読みました。
音楽ライターとボーカリストの話。 柔らかな表現と、優しい心の触れ合いが良い感じ。この頃の高遠さん、文章が若木未生っぽいですね。 書き下ろしの、千暁と樋口の話、秋広がライブでピアノを弾く話が好きです(できれば、ライブ本番の様子も読みたかった。余韻があって、良いと言えば良いけど)。 ケーキ屋の女の子の話も良かった(書き下ろしばっかりですね ^^;)本編も良かったですが。
初対面の取材の印象が最悪で、ミュージシャンがライターの家に入り浸るという設定は同じなのに、木原さんの「あいの、うた」と、かなり印象が違いました。 「天国〜」はキラキラした華やかな世界なのに、「あいの〜」は、地味で現実感溢れまくりでした。同じ題材でも、作家さんによって、表現が全然違って、面白いですね。
音楽が聴きたくなって、CD引っ張り出してきて、エルレを聴いてます。カラオケ行きたいなー。
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